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378 :353:2014/06/08(日) 23 23 57 ID T7DM3MSA 流れぶったですいません。 飛龍できたので投下します ※鬱です。 ※艦娘の記憶についてと多聞丸の扱いについて独自設定があります。 戦争が終わってもう随分経った。 あの日、共に戦い続けた艦娘達も今はもう鎮守府を離れ、それぞれの戦後を生きている。 あの日、命がけで守った平和は一応今も続いている。 あの日、拠点であり家であり故郷だった各鎮守府や泊地はその多くが閉鎖されるか縮小されるかした。 そんないつもならば訪れる者などほとんどいない場所に、駅前で拾ったタクシーに乗り、一人の老人が降り立った。 運転手はこの手の客を乗せるのが初めてではないのだろう。 行き先を聞いて老人の目的を察すると、いつものように饒舌に話すわけではなく、ただ粛々と車を走らせた。 タクシーから降りた老人は、一人開放された敷地に入っていき、その中央にある大きな石碑の前で止まった。 『英霊碑』石碑にはそう刻まれている。 先の戦いで死んでいった者達を祀ったこの石碑は、その根元を無数の献花が覆っている。 「なんだ。蒼龍も来ていたか」 老人は献花のうちの一つを見てそう呟いて膝をつき、静かに目を閉じた。 老人がまだ青年だった頃、人類は深海棲艦との戦争を続けていた。 青年は当時対深海棲艦の中核戦力であった艦娘を指揮する提督となり、その規模は徐々にではあるが大きくなっていった。 飛龍はその時に彼のもとに現れた。 明るく朗らかな彼女は、当時は提督もさることながら蒼龍にとっての大きな目標であった。 目指すというより出会うという事が目標だったが。 かつての相棒との再会した彼女の喜びは一際大きなものだったに違いない。 ましてや、 「ゴコウセンガーゴコウセンガー」 「そんな事よりボーキ食べたい」 「瑞鶴!瑞鶴!瑞鶴!瑞鶴ぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!(以下ルイズコピペ)」 こんな癖の強い正規空母において数少ない常識人であった蒼龍にとって、 飛龍の存在はただの相棒以上に心休まるものであったとも言える。 そしてまた提督にとっても、快活で気安い飛龍には蒼龍同様の思いを感じていた。 その思いは提督の中で次第に大きくなっていき、徐々に変質を始めてもいた。 提督は女に縁がない。 というか、女に縁がなければ軍人になどならない。 提督が提督になった頃はそんな風潮だった。 実際この提督も懇ろになった女性など一人もいなかった。 そして巷間で語られるほど一人でいることが苦痛ではなかったため、 興味がないといえば嘘になるが、必死になるようなつもりもなかった。 そういう相手が出来て結婚するならそれはそれ、しないのならそれはそれ。 この程度の考えであって、伴侶の有無の差などそれこそ近所の定食屋の日替わりメニューの差ぐらいにしか考えていない。 いや、いなかったと言うべきか。 「飛龍。今日はもう休んでくれ。お疲れ様。明日もよろしくな」 ある日の夕方、提督は飛龍にそう言って下がらせた後、一人になった執務室で彼女の淹れてくれたお茶を啜っていた。 大して柔らかくもない背もたれに体を預け、オレンジ色に染まった天井をぼうっと眺める。 それがいつからかは分からないが、提督は飛龍に惚れていた。 明るくて気安くてよく気が付く、こんな女と仲良くなれたら楽しいだろうと思わせるものを飛龍は兼ね備えていた。 秘書艦になった彼女は、提督にとっていつしか心の支え以上の存在になり始めていた。 しかし同時にこんなことも思う。 (他の男に気の向いている女など抱いても惨めなだけというが……) 提督がかつて、妻に逃げられた知人から聞いた言葉だった。 その人物曰く、そんなのは人形を抱いているのに等しいという。 提督はこの言葉を思い出す度に自分の思いが報われない事を思い知るような気がした。 飛龍はことある毎に『多聞丸』という名を口にする。 蒼龍によれば、飛龍がまだ普通の空母であった頃に指揮を執っていた提督の名との事だ。 蒼龍もその人物の事は知っているし、同じく普通の空母であった彼女に乗っていた時期もあるという。 ただし、船であった頃の記憶は艦娘によって異なるようであり、記憶と言うより記録に近く、年表を丸暗記しているような感覚である者がいたり、 反対に明確な体験として焼き付けられている者もいる。 蒼龍は本人曰く前者に近いそうだが、飛龍はその言動からして後者である可能性が高い。 もしそうであった場合、その多聞丸なる人物の事はどのように記憶しているのか。 ただの上官か、戦友か、父か、息子か、或いは― (人形に恋することも無い) そこまで考えて、思考を強制的に打ち切った。 きっとそうだという思いと、違っていてほしいという思いとが提督の中でせめぎあい、それから逃げるようにその結論に至る。 恋い焦がれるというのはこういうものなのかと思いながら。 そして翌日の夕刻。 いつもと変わらぬ執務室。いつもと変わらぬ飛龍。いつもと変わらぬ提督。 「提督?」 「うわっ!」 ふいに、飛龍が提督の顔を覗き込む。 「何か考え事?」 「あ、いや。何でもない」 「ふぅん」 (人形を抱いても虚しいだけ。人形を抱いても虚しいだけ……) 提督は昨日からずっとそれを自分に言い聞かせていた。 そして何度も言い聞かせねばならぬという事は、それだけそれに反対する思いが強くなっているという事でもある。 欲しい。目の前の娘が。例え自分に心がなくとも。ただの一度、それだけでいい。 だからこそ飛龍の一言が提督の中で大きなものとなった。 「提督。私でよければ相談に……」 「相談……か」 大きなため息を一つ。 決心する。 「実はな飛龍」 「なに?」 「……好きだ。お前が、俺は、とても」 覚えたての言葉のようにただ単語を羅列するが、意味は十分伝わっただろう。 一瞬きょとんとした飛龍が、耳の先まで真っ赤になっているのがその証拠だ。 「えっ!?あ、あ、あのっ……。どうしよう。参ったな……」 しどろもどろな飛龍はやがて、大きく深呼吸を一つ。 「その……提督?」 自分の聞き間違いではないことを確認するかのようにゆっくりと尋ねる。 「あの……好きって、その……私が?」 無言で頷く。 それから数時間後、日が沈んだ執務室に二人はまだいた。 二人の間には小さなコップが二つ置かれ、酒が注がれたそれをままごとの様に口に運ぶ。 火をつければ燃えるぐらいの度数はあるはずのそれも、今は水の様にしか感じない。 「美味いな」 ただ台詞のようにそう言う提督に、飛龍は伏し目がちに頷く。 コップがすぐ空になったが、次を注ぐようなことは無い。 「もう、いいか?」 提督の問いに、今度も頷く。 飛龍も子供ではない。このままごとの終着点が何かなど分かっている。 そして、その終着点にすでに辿り着いたことも。 膝で体を進ませた提督は静かに、しかししっかりと飛龍の両肩を抱きしめ、唇を合わせる。 柔らかくて温かい飛龍のそれが提督の舌によって開かれ、侵入したそれを飛龍のそれが出迎える。 二人の舌は絡み合い、味わいあって、離れ際につうと一筋の糸を引く。 「飛龍、お前の心はどこにある?」 唇を離した提督は、飛龍に尋ねながらしかし、その答えを先に封じる。 「いや、答えなくていい」 「……多聞丸は、私の象徴です」 振り切って口をついたそれは飛龍の心遣いか、或いは本音か。 どちらにせよ、提督にとっては十分な答え。 「……そうか」 多聞丸は飛龍の象徴。 上官でも戦友でも父でも夫でも息子でもなく、象徴。 象徴とはつまり、AなくしてBなしというもの。 多聞丸なくして飛龍なし。 「それでいい」 「えっ?」 上官や戦友や家族ですらない象徴。 その答えが思いつかなかった提督と、その次元にいる多聞丸。 これはつまり完全敗北という事。 そしてその事実が、かえって提督の迷いを断ち切った。 (どの道敵わないと思っていたのだ。これでいい) そう結論付けて飛龍を押し倒す。 (どうせ敵わないなら、心置きなくできるというものだ) それはつまり人形を抱くという事。 虚しいはずのそれが、今はとても魅力的に見える。 自分の下にいる飛龍を覗き込む。 はだけた胸元からうっすらと汗ばんだ白い肌が露わとなり、形の良い二つの膨らみに手を伸ばすと、 柔らかなそれは指の形に合わせて姿を変える。 「あっ……」 飛龍の口から艶っぽい声が漏れる。 提督は掌全体で揉みしだき、それに合わせて乳房の形は変わり、またそれに合わせて飛龍も声を上げる。 「あっ……うんっ。あっ、ああっ……あん!はぁ……はぁ…ああっ!」 徐々にではあるが、飛龍の声に荒い息遣いが混じるようになってきはじめた。 提督の手が離れても二つの乳房は荒い呼吸に合わせて上下し、汗ばんだ体は先程よりも遥かに色香を放つ。 やがて提督の指が胸から上へと滑り、はだけた着物を肩から脱がせてゆく。 上半身を剥かれた飛龍は提督に抱き起されると、されるがまま、ただその腕に抱きしめられながら再度の口づけを交わす。 提督はそのまま抱きしめた腕を一度ほどき、飛龍の腰に手をやると丁寧にその短い袴を脱がせていく。 シュル、シュル、と衣擦れの音だけが響き、下を自分に向けて露出させた提督は、今度は自分のズボンを下ろし始める。 互いに似たような格好になった二人は、口を合わせたまま抱き合い続けている。 自分の腕の中に飛龍がいるという感覚を提督は存分に味わおうとしていた。 兵器とは思えぬ細い腕と、ともすれば華奢とも言える細い体。 抱いたら壊れてしまいそうな飛龍はしかし、今の提督にとってはいかに貪っても貪りきれないほどに大きな存在となっている。 互いに抱き合った姿勢のまま口だけを離して提督は飛龍を自分の上に乗せ、そのままゆっくりと挿入する。 心地よい温かさの膣内は、包み込むように提督の一物に張り付いてゆく。 「うっ……くひっ!」 飛龍が声を上げ、それに合わせて提督が動くと、その動きに合わせて一物が振動し、その度にまた膣内を新たに刺激されて飛龍が声を上げる。 「ううっ!ふあっ、ああっ……ひいん!」 声を上げながら提督の背中にまわした腕に力が入る。 「……行くぞ」 湿った膣内で一物がぬるりと動き、その主は飛龍の耳元でそう告げるとぐっと奥に向かって動かし始めた。 「えっ……!?ふぁああっ!?あひ、ひぃ、ひぃぃん!!」 飛龍の声が一際大きく響く。 二人の間にぬるぬると血が流れ、潤滑油のように広がっていく。 「あああああっ!!くううっ、あっふぁああ!」 叫びながら、飛龍の腕は更に強く提督にしがみつく。 「ひはっ、提督っ、提督ぅぅ!ひゃ、ひゃああ!!」 最奥部に到着した提督の一物を飛龍の体はしっかりと咥え込み、提督にも一呼吸ごとに刺激を与え続ける。 「くふっ……飛龍っ!」 「はぁっ……はぁっ……!!提督、ていと……ひゃ!?」 脈動する提督とそれを離さない飛龍。 「ふああっ!提督っ!!ふぁああああああああ!!」 ほどなく絶頂を迎え、二人は生気が抜けたようにその場に崩れ落ちた。 ぼうっとする頭で、提督は何度も唱え続けた念仏を反芻していたが、不思議とその虚しさすら心地よかった。 そこには一抹の寂しさとその何倍も大きな満足感があり、 しかしながらこれまで抱えていた焦がれるような思いは嘘のように消えてしまった。 飛龍への愛おしさは前と変わらず、むしろ前にもまして強くなっているのに、今日の昼までのようなたまらない感じはもうなかった。 飛龍の体だけが欲しかったのかと問われれば断じて違うと否定できる自信はあるが、 それでもかつてのような飢えにも似た強烈な衝動は無くなっている。 そんな提督の思考は、隣に寝転がっている飛龍の一言で打ち切られた。 「はぁ……はぁ……たまには…」 「うん?」 「たまには……ね」 「ああ。そうだな」 二人で並んで天井を見ながらそんな事を話した。 事実、この日から何度か二人は体を求めあう関係となった。 昼はいつも通りの提督と艦娘として、夜はお互いを求めあう関係として。 昼には飛龍はそれまで通り提督に接していたし、蒼龍や他の仲間の前でも同様の立ち居振る舞いであった。 提督もまた同様に、まるであの夜は何もなかったかのように振る舞っていた。 そして、ある穏やかに晴れ渡った日の正午。提督はたまたま蒼龍を旗艦に据えて出撃し、その戦いで飛龍は沈んだ。 誰に恨みを言う訳でなく。誰に未練を残すでなく。 その名の通り空を飛ぶ龍のように、提督の元から飛び去ってしまった。 残された提督と蒼龍は、鎮守府に戻ってから泣いた。 飛龍のいなくなった執務室で、二人で泣いた。 戦争が終わったのは、それから暫くしてからだった。 老人は懐からあの日酌み交わしたのと同じ酒のポケットビンを取り出す。 (なあ、飛龍。俺を恨んでいるか?俺を酷薄だと思うかい?) 飛龍が沈んですぐ、後を追う事を考え、提督と言う立場上自由に死ねないという事を理由にして彼は生きた。 だが、戦争が終わって四十年が経とうとしている今までに提督ではなくなったし、結局独り身だった彼には気がかりなものは無かった筈だった。 (結局俺は怖かっただけだ) 死の恐怖に怯え、それから逃げながらも後ろめたさを感じてきた人生だった。 老人は両手を合わせ、静かに祈りを捧げる。 普通、戦死した艦娘には遺品はおろか遺骨の一つ、遺髪の一本すら残らない。 あの日二人で交わした酒の瓶だけが、遺品代わりに老人の家に祀られている。 その瓶に毎日捧げた祈りを、再び捧げる。 (多聞丸さん。私はあなたを存じ上げませんが、もしその姿の飛龍を知っていて、私の思うような関係であったのなら、どうかその娘を責めないでやってください。 彼女はこの酷薄で臆病なクソッタレの間男に弄ばれただけなのです。その責めがいかなるものであってもこの間男が受けるべきなのです。 ですからどうか、飛龍にご慈悲を) あの日と同じ正午を告げるラッパが、あの日と同じ穏やかに晴れ渡った空に響いた。 終 +後書き 386 :353:2014/06/08(日) 23 52 23 ID T7DM3MSA 以上スレ汚し失礼しました。 また、昨日中に投下できず申し訳ありません。 多聞丸の扱いが難しかった(粉蜜柑)。 無理やり押し倒せばいいことに投下しながら気づいた。 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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このキャラを先に取ったほうがいい! このアイテムは重要! キャラクターはこう動かせ! など初心者の序盤の動かし方について
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223 :名無しさん@ピンキー:2014/03/21(金) 22 36 25.93 ID jMn4LIO1 かなり前のスレに投下した、ちとちよ姉妹パイズリものの続きをお届けします。 結構な間アクセス規制に巻き込まれていたため、 wikiの騒動もありこっちでの投下を半ば諦めてその間別の場所に投下したりもしていたのですが、 こちらで続きを待つレスなども(ありがたいことに)あったためあらためてこちらに投下します。 (もしマルチポスト的な投下が不快だという意見がありましたら遠慮無く言ってくださいませ) 224 :改二姉妹、乳渠中!(中編):2014/03/21(金) 22 37 29.62 ID jMn4LIO1 「今度はあたしが、お……おっぱいでするんだよ……ね? ど、どうすればいいの?」 先の行為で、やや薄桃色に火照った両乳を投げ出し、少し涙目になって見上げてくる千代田。 その光景を前にした俺は、ムラムラと下腹部にこみあげてくる黒い衝動を感じていた。 この生意気な胸を思う存分、いじめたい。なぶり回したい。犯して、汚して、屈服させたい。 「……千代田、ひざ立ちになって、片腕を横にして胸を下から持ち上げてくれ」 「め、目が怖いんだけど……こ、こう?」 持ち上げられた双球が、今にも腕からこぼれそうにゆさりと自己主張する。 思った通り、たっぷりの乳肉量はそうすることで十分な“奥行き”を谷間に生み出している。 (※ここで改二の中破絵を参照するとより臨場感が味わえます) 「あっ……提督のやりたいコト、わかりましたよ。角度はこう……ですよね?」 千歳が、反り返る俺の主砲に白い指をかけ、ぐぐっと90度に仰角を定めてくれる。 導かれた砲口の狙う先は、千代田自身の腕で寄せて上げられた双肉球の狭間。 そこに真正面から腰を―――先ほど姉の乳内で搾り出された精液まみれの肉棒を突き入れた。 そぷっ……ぬぬっ、ずぷぷぷうゥっ……! 「あ、熱っ! え、えっええっ!? な、なにこれ、お姉の時みたく下からじゃないの!?」 面食らう千代田をよそに、腕でホールドされ適度に圧迫された至福の世界へとゆっくり…… じわじわと……先ほど姉の乳内で搾り出された精液まみれの肉棒が“乳渠”していく。 「う、うわ……あたしのおっぱい、前から串刺しにされてる感じ……へ、変なの……」 「これは“縦パイズリ”っていうのよ。初めてなのにマニアックなことされちゃってるわね」 「た、たてぱいずり……? でもお姉、むしろこれ、角度的には横じゃないのかなぁ……?」 そんな突っ込みもどうでもよくなるほど、俺の肉砲は極楽のような圧迫感に襲われていた。 千代田のおっぱい質量は姉以上で、この姿勢だとチンポの全方位、全部分がにゅっぽりと 柔肉に包まれ、腰を押しても引いても窒息しそうな乳牢獄から逃げられないという有り様だ。 「くッ、動かすぞ、千代田……!」 「えっ、うっうん…………やっ、んぁっ……う、うわぁ……」 腰を前後させるたび、むりゅ、むりゅりゅと周囲の乳肉が巻き込まれ、卑猥に形を変える。 眼下でにゅこにゅこと自分の谷間に赤黒いモノが出入りする光景、 いやらしい初体験乳プレイの衝撃に、頬を真っ赤に染めつつも目が離せない千代田。 「う~、あ、改めて見るとドン引きだよこれ……何なの、この発想ぉ……」 「あら、でも提督はすっごく気持ちよさそうに千代田のおっぱいに出入りしてるわよ?」 「そ、それが意味わかんなくてキモいの! おっぱいはこういうことする場所じゃないし!」 俺のチンポは、押し込むたびぽよぽよした滑る柔肉の合間でぬるんぬるんと滑り続け、 決して同じ場所に安定しないのに、この気持ちいい空間から飛び出すことは決してない。 オイルで満たされた湯船の中で溺れているかのようだ。 225 :改二姉妹、乳渠中!(中編):2014/03/21(金) 22 38 29.36 ID jMn4LIO1 「でも、おちんぽが気持ち良くなってるなら……これもセックスの一種じゃないかしら?」 「せ、セッ―――!?」 改めて、今自分がやっている行為の恥ずかしさに気付いたのだろうか、 真っ赤になった千代田は眼下で前後に動くグロテスクな肉塊を、 なかば体を硬直させて見つめる。 「あ、あうぅ……や、やっぱり無理ぃ! あたしもう止めっ―――きゃっ!?」 そして羞恥の余り身を離そうとした千代田の胸を、突然“見えない何か”が押さえつけた。 たぷんと重い双球が不自然にたわみ、ボンレスハムのようにあちこち不規則に変形する。 巨乳を瞬く間に緊縛固定してしまったそれ―――光を反射して微かに輝く細い操り糸は、 彼女たち姉妹が艦載機を操作する時に用いるもの(正確にはその訓練用版)だった。 「ち、千歳お姉っ、何するのぉっ!?」 「途中で逃げちゃダメでしょ、千代田? ちゃんと提督をおっぱいで気持ち良くさせてあげなきゃ……ね?」 千歳は妖しく微笑みながら、いつの間にか指にはめた操り糸を まるで楽器でも弾くように動かす―――と、たちまち乳全体に強い圧力がかかり、 谷間へとハマった俺のチンポごと搾りあげられたのだからたまらない。 「く、うぁぁっ……! こ、この全方位からの圧迫感ッ……!」 「ふぁぁあ!? お、おっぱい搾られて……お、お姉ちょっとやめ……やぁぁぁんッ!?」 俺だけでなく、千代田の声に表れたのもまた快楽の甘さで、 千歳の精妙な糸使いが敏感な乳肌にまるで苦痛を与えていないことは明らかだった。 しかも、俺が腰を前後させるのに合わせて、 巧みに圧力の強さやかかる場所を変化させてくる―――まるで極上の名器がもたらす、 淫猥で貪欲な収縮運動のように。 「ほぉら、千代田のおっぱい、強制的におまんこにしちゃったわよ……うふふ」 「おっお姉、これ恥ずかしっ……や、ひぁぁ……てっ提督もそんな突かな……ひゃんっ!?」 涙目でそんなことを言われても、柔肌のきめ細かさと女性器の締め付けとを併せ持つ 究極の肉穴を前に、我慢なぞできるはずもなかった。 ぬぱん、たぱっ、ぬっぱ、ぬぱんっ―――と淫らな音を響かせ、 動きを封じられた千代田の胸肉ホールめがけて一心不乱に腰を打ち付けるのが止まらない。 「……っひぃぃぃあ!? そっそこはだめへぇぇっ、ほんとダメぇぇぇっっ!!」 千代田の嬌声が一段と跳ね上がる。 姉の操り糸が、すっかり外に引き出された陥没乳首をそれぞれ捕らえ、 くいっくいっと色々な方向に引っ張る意地悪な愛撫を始めたのだ。 「こうやって、提督がおっぱいの奥を思いっきり突くのに合わせて、 私が千代田の敏感乳首をいじめますからね……縦ぱいずりでイけるようになるまで、 みっちり調教しましょうね♪」 「え!? ちょ、調教とか冗談、だよね……? て、提督もなんか目が座ってるよ……?」 226 :改二姉妹、乳渠中!(中編):2014/03/21(金) 22 39 31.98 ID jMn4LIO1 答える代わりに、俺は腰ごとチンポを後ろにズルルルッ……と引き、弾みをつけて――― ―――にゅぱぁぁぁんっっ!! 「にゃっ、ひにゃぁぁぁんっっ!!?」 にゅぱっ、にゅっぷぷ、にゅぽっ、にゅぱんっっ、にゅりゅんっっ!! 叩き付け、歪ませ、えぐり込み、掘り進んでは引き戻し……エラの張ったチンポを がむしゃらに前後して、柔らかい肉洞を欲望に任せて揉みくちゃに犯す、犯す、犯す。 「ひゃぁぁんっ、あ、あたしのおっぱいぃぃっ、らっ乱暴に犯されて…… ほ、本当におっぱいでセックスしちゃってるよぉぉっ!? んぁあはぁっっ!!」 まさに乳姦……それでも千歳の操り糸で空中に半ば固定された双乳球は、 一定以上逃げることも許さなければ、 その柔肌を硬い男根から離すようなことも決してないのだ。 「そうよ、たぁっぷり愛されちゃってるわね、千代田……さっきは提督、 私のおっぱいといっぱいHしたから、これでお乳同士も間接セックスね」 「え……か、間接……お姉と、おっぱいで間接セ……せ、せっくす……っ!」 耳元で囁く姉のいやらしい言葉。 先ほどから糸によって乳肌や乳首へと絶え間なく送り込まれている快楽も手伝ってか、 しだいに目をとろんとさせて息をはぁはぁと荒げだす千代田。 まったく、この姉妹が普段どういう関係なのか、想像するのがコワイというか……。 「ほぉら、トドメさしてあげるからまたイッちゃいなさい。 提督のおちんぽでお乳イかされる快感……しっかりおぼえるのよ?」 どこかサディスティックにそう宣告すると、 細い糸が勃起しきった両乳首を、きゅぅうっ! と搾り上げた―――同時に、 俺の腰使いがもっとも長く大きいストロークで突き込まれる。 「あっ、やっあっあっああっっ!? だ、ダメぇぇぇっっ! お、お姉と提督におっぱいでエッチされてっ、 おっぱいでっっイッいくぅぅぅぅーーーーーーっっっ!!!」 千代田の背筋が反り返り、 その結果前に突き出される形になった双乳が俺の腰に密着して楕円形にたわんだ。 その深奥、柔肉の中枢にみっちりホールドされた亀頭に、 早鐘のように鳴る心臓の鼓動がどくんどくん伝わって、 柔肌からじっとりと汗がしみ出てくるのまでが分かるようだった。 「はぁ、はぁぁ……ま、またイッちゃったよぉ……て、提督に、またこんなとこぉぉ……!」 「ふふっ、派手に飛んじゃったわね、千代田ったら……もう立ってられないかしら?」 絶頂の余韻に脱力し、操り糸でかろうじて支えられているといった具合の千代田に ひとつキスをすると、千歳は巧みに十指を踊らせて、ゆっくりと床へ横たえていった。 自然と、その谷間に硬い肉砲を埋めたままの俺は、仰向けになった彼女に馬乗りになる。 227 :改二姉妹、乳渠中!(中編):2014/03/21(金) 22 40 17.78 ID jMn4LIO1 「でも、提督はまだ満足なさってないでしょう? そのまま千代田のおっぱい、今度は馬乗りパイズリで思いっきり犯しちゃってくださいな」 「あ、ああ……! このままするぞ、重くはないか、千代田……?」 「え? う、うん、提督が脚で支えてるから大丈夫だけど……え、ひゃっ、ひゃうっ!? ま、まだおっぱいでするのぉぉ……!? ふえぇぇ……!」 仰向けになってもまるで存在感を失わない二つのたぷたぷした肉の丘を、 俺は両手で鷲掴みにした―――ずぶずぶと十本の指が沈み込み、千代田が甘いあえぎを漏らす。 千歳は俺の邪魔にならないよう、入れ違いに操り糸による緊縛を解除してくれている。 「う、うあ……やっやだ、目の前に提督のアレがぁぁ……つ、突き出てきてるよぉ……!」 姿勢と乳挿入方向の変化によって、久しぶりに柔らかな肉カーテンの外に顔を出した亀頭が、 千代田の目の前にその威容を突きつける形で存在を主張する。 ぬっぷ、ぬっぱんっ、ぬぱんっっ―――と馬乗りになった腰が前後するに合わせて、 湯気を立てる凶悪な先端が、飢えた獣のように透明なよだれを垂らして自分の顔に迫るのを、 千代田は怯えと興奮混じりの上気した顔で呆然と見つめるばかりだ。 「やっ、はっ激しっ……ふぁぁ、あっ、てっ提督の熱いのがっ……お、おっぱいの真ん中で ごりゅごりゅ動いてるぅぅ……っ! さ、さっきと全然違う感じするぅぅ!」 「ふふっ、提督ったらこんなに一心不乱に腰叩き付けちゃって、ちょっと可愛いですね…… そんなに千代田とのおっぱいセックスが気に入ったんですか?」 無重力の粘塊の中で泳ぐような先の縦パイズリも凄かったが、 自分の手で生意気な双巨乳を思いっきり寄せ、 その中心にみっちり収めたチンポを挟みしごく暴力的なまでの馬乗りパイズリもまた格別だった。 張り詰めた亀頭が谷間から飛び出るたびに、 柔肉からにゅぷんっ―――とカリ首の段差が解放される瞬間、 まるで包皮を剥くようなこそばゆい快感が襲ってくる。 一連のパイズリフルコースを幸せに味わう肉主砲は、いつ暴発してもおかしくない有り様だ。 「ああっ、千代田っ! 千代田っ、千代田、千代田! 千代田のおっぱい最高だッ!」 「こ、こんなことしながら名前呼ばないでぇぇ……へ、ヘンな気持ちになるぅぅ……!」 バックから犯す尻にそうするかのように、たわわな乳マンコをしっかり両手でホールドして、 自身のペースで腰を打ち付ける原始的な征服感が、背筋から快楽信号と共に駆け上る。 千代田の乳性器をもみくちゃに犯す支配感が、 目の前にチンポ先を突きつけるたびに見せる彼女の羞恥と押し殺した被虐快楽の顔が、 渾然一体となって脳内でスパークし荒れ狂った。 (くっ……! こ、このままだと射精してしまうっ、でもっ……!) この体勢では、逃げ場のない千代田の顔面にぶちまけ汚してしまう――― その逡巡を見透かしたように、千歳がそっと俺に背後から寄り添ったかと思うと、 妹に聞こえないように、そっと耳元で囁いた。 「いいんですよ、提督―――たっぷりお好きなように、出してしまわれても……うふふ」 「な……し、しかしそれでは……っ!?」 「あら、いいじゃないですか。生意気なこの子の顔、 提督だって精液で汚して征服したいと思ってらしたのでは? 姉の私もかまわないって言ってるんですから……ね?」 228 :改二姉妹、乳渠中!(中編):2014/03/21(金) 22 40 52.39 ID jMn4LIO1 にゅぷんっっ、にゅっぱっ、にゅるっぱ、にゅるぷんっっ! と一層恥ずかしいパイズリ音をBGMに、どこか蕩けた声で千歳が淫らな誘惑を囁く。 「えっ、なっ何……? お姉、提督? ふ、ふたりで何話してるの……っ!?」 「う……そ、それは……くぅぅっ!」 「ほら、もう我慢なんかできないでしょう? それに私も見たいんです、可愛い千代田が提督のたくましいおチンポでおっぱい犯されて、 汚されて、征服し尽くされる姿が……!」 はぁはぁと荒い息と共にか細い声で吐き出される、姉の淫蕩な本音。 そのクラクラする刺激を耳から脳に浴び、 そして心地よい柔肉拷問具に包み抱かれての腰ピストンをもはや止められない俺は、 ついに―――! 「くぅぅぅッッッ!! ちっ千代田ッ! すまんっ、このまま出すぞッッ!!」 「……え? えっえっ!? そ、それってまさかっ……えっ、おっお姉っ!?」 「ち、千代田ぁ、たぁっぷり浴びましょうね……提督の、おちんぽから迸る精液を……っ!」 いつの間にか、千代田の頭を両脚の間に置く位置に座った千歳が、 その顔を少し起こして角度を調整する……と同時に、どこにも逃げられなくしていた。 そして、にゅぶんっっ!! と硬い肉と軟らかな肉のこすれる音が響き、 ぱんぱんに張り詰めたどす赤い亀頭が、千代田の鼻先数センチの位置にせり出した……その瞬間。 ―――どくゅびゃっっ……びゅぷんっっ!! びゅっく、びゅくびゅぷんっっ!! 「んひゃぁぁっっ!? わぶっ……んやっ、こっこれ精子ぃっ、 にゃっ……えぶっ、んあぁぁ……ぷぁ!? んぁぁはぁぁっ!!?」 「おおっ、くおぉ……ッ、くはっ……! う、うおっ止まらなっ……! ち、千代田ぁ!!」 「あは、凄っ……私の千代田がぁ、提督のおザーメンでぐちゅぐちゅに…… どろどろにっ……素敵よ千代田、その顔とっても可愛いわ……! あはぁぁ……っ!」 姉の恍惚とした声を聞きながら、妹の整った鼻梁を、思わず閉じたぱっちりした瞳を、 栗色の髪を……後から後から噴き出す精液で犯し汚す背徳の征服感は、魂まで焦がし狂わすようだ。 限界まで反り返った肉砲をにゅっぽり包んだ左右の乳山を、 ギュウギュウと押さえつけて圧迫するたび、 天国の肉ポンプに絞られたチンポからとめどなく新たな白濁が撃ち出される。 「ひゃぁ、んっぷぁぁ……! えほっ、うえぇ……ひ、ひどいよお姉、 ひどいよぉ提督ぅ……はぁ、はふぁぁ……め、目が開けられないぃ……っ!」 「うふふっ、ごめんね千代田……でも、今のあなたとても素敵だわ……ほら、 私が舐め取ってあげるから……提督もよく見ててくださいね……んっ、 ちゅぅぅっ……れろっ、ちゅ……!」 「お、おねえっ……!? ん、ちゅっ、ちゅぶぷっ……んぁ、んはぁぁ……っ!」 俺の吐き出したこってりゼリー状の粘濁液―――妹の顔や乳を汚すそれを舌ですくい、 口の中へと運ぶ千歳の、異様なほど妖艶な姿。その行為に驚くも、 姉のついばむようなキスの雨にすぐ白濁まみれの顔をうっとり上気させ、舌を絡め合って応える千代田。 姉妹の淫らな饗宴を前に、たった今これほどまでに大量射精した俺のチンポは、 まだまだその欲望を吐き出し終わる気配はなかった―――この乳姉妹ふたりを、犯し尽くすまでは。 +後書き 229 :改二姉妹、乳渠中!(中編):2014/03/21(金) 22 45 04.89 ID jMn4LIO1 以上ですー。 後編(Wパイズリ編)はいつになるやらですが、もし気に入っていただけた方は気長にお待ち下さい。 管理人様につきましてはwiki騒動で色々大変でしょうが、頑張ってくださいませ、応援しております。
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209 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/01(日) 10 39 03 ID 857i.ddo 投下します。 木曽アナル調教(和姦)で結構ハードめ。木曽はアナルファックのみ経験有。 210 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/01(日) 10 40 45 ID 857i.ddo 気の強い女は艦尾が弱い- 木曽「我々は最高の勝利を提督にもたらすためにここにいる、無様な戦いをするな!全艦陣形整え、前進!」 雲一つなく見渡す限り青一色の大海原――その只中を往く艦隊の僚艦へ、旗艦を務める木曽は凛とした声で命を下す。 彼方の海面に白い航跡を描く艦隊――それは深海棲艦と呼ばれる敵軍の所属軍艦達。 雷撃の航跡が浪間に刻まれ、追って砲音が立て続けに澄んだ大気に響き渡る――それが戦いの開始を告げる鐘の音となった。 提督「目立った損害はなし。任務を達成し戦果も上々、ですか。素晴らしい働きに感謝します、木曽さん。」 木曽「なに、礼には及ばん。俺はそのためにいるのだからな。それにお前の立てた作戦通りの結果なのだ、お前こそもっと誇るがいい。」 提督「はは、いえいえそんな。木曽さん、ありがとうございます。」 鎮守府の一角にある士官用の執務室、そこで木曽は先の戦果報告を自艦隊の提督に伝達している最中であった。 腰の低い提督の労いを泰然と受け流してどこか誇らしげに返礼する木曽。あまり意志の強そうに見えない男とは立場の上下が逆にすら見える。 実際二人の会話を平素傍で眺めている者達には、秘書艦の尻に敷かれた座布団提督――などと揶揄されるほどであった。 木曽「――報告はそんなところだ。質問は何かあるか?無ければ俺は……」 提督「いえ、どうもご苦労様です。ところで失礼――」 木曽「?」 提督「私的な用事なのですが……これからお時間はありますか、木曽?」 木曽「――!!」 唐突に呼び方の変わった問いかけに、直前まで堂々としていた木曽の心拍が突然に跳ね上がる。 先までと変わらず温和な表情を崩してはいないが、漂わす雰囲気は一変させている男。 男がこう問う時の用事がただ一つであると、木曽は熟知させられおり……それが、二人の強弱が逆転する合図であった。 木曽「その、お前とのスキンシップは大切だとは思ってるが……ほ、程ほどで頼むぞ?」 執務室の扉に鍵がかけられる音を耳にしながら、木曽は怖気にも似た疼きが背筋に走るのを奇妙な興奮と共に感じていた。 一時間ほどの時刻がすぎた執務室―― 室内には湿った淫らな空気が漂い、その空気を断続的に震わす蕩けた嬌声が部屋の雰囲気を殊更に背徳的なものにしていた。 木曽「うっ♥あはぁッ……んぐぅっ♥ほ、おぉっ……んおっ♥…………はぁ、はぁ……なぁ。」 提督「ぷはっ……どうしました?」 木曽「一体、いつまで舐めてるつもり……なんだ。その、いつもお前は……執拗すぎる、ぞ。」 提督「いや、それは失敬。木曽のお尻がどんどん蕩けていくのが愉しいもので、つい……あむっ、れろっ」 木曽「んおぉぉっ……♥だ、だからっ……!謝るくらいなら続けるなと……ほぉぉっ♥♥」 男が唐突に動きを再開すると思わずのけぞり、男に組み敷かれた少女のように喘いでしまう木曽……実際そうなのだが。 あれから一時間――書架に手を掛けた姿勢のまま尻を剥き出しにさせられた木曽は、延々と肛門を男の口に嬲られていたのだった。 吸われ、舐められ、舌をねじ入れられ、時に指も用いて徹底的に解された肛門は既に蕩け切っていた。 木曽「いつもいつもどうして、お前は……ふぐぅぅっ♥くっ、俺のその……尻ばかりをっ!んぎっ……へおぉぉッ♥♥」 男は木曽の発情を促すために口付けの最中に胸や秘所を撫でるようなことはするが、最終的に責めるのは必ず肛門であった。 これまで幾度となく性器のように嬲られて今もまた執拗に弄ばれた孔。そこはふやけて拡がり、真っ赤に充血した腸粘膜を晒していた。 眼帯のよく似合う凛々しい造作を今は快楽に発情させ、裏返った声で悲鳴を上げさせられ続ける木曽。 提督「ぷはっ、ふぅ……木曽のお尻は特別に敏感で反応がいいもので、責め手にも熱が入ります。……木曽は嫌ですか?」 木曽「そ、そんなことはない。そんなことはないが……その。なんで後ろばかりなんだ?だって、前はまだ一度も……」 自分が羞恥的な発言をしたことに気づいてか、頬を殊更に紅潮させて段々と声を落としてしまう木曽。 男とこういう関係になって以来それなりの月日が経ち、肛門では性交すらした経験すらあるのに木曽は未だ処女のままであった。 提督「恥ずかしながら小官は、婦人の菊にしか性欲を催さない性癖ですので。けれど、後ろの好きな木曽とは丁度相性がいいと思いませんか?」 木曽「だっ、誰がアナル好きだ!?俺にはそんな性癖は……」 提督「そうですか、それなら……コレは不要でしょうか?もう収まりがつかないのですが、仕方ないので自慰で処理を……」 木曽「――ッ!!」 軍服の下を下げた提督の股間――そこには気弱そうな顔つきからは想像しがたい、凶悪な威容を誇る赤黒く充血しきった肉柱がそそり立っていた。 熱く硬くエラの張った、女を狂わすための肉杭。それで蕩けきった腸肉を穿り回される感覚を想像した途端、木曽は思わず生唾を飲んでいた。 木曽「う、あ……その、あのな……」 提督「いえね、無理強いは性分ではないので……挿入を乞われでもしない限りは自分で処理しようかと。で……どうしました?」 木曽「ッ……!」 笑みに細められた男の目が、こちらの内心を見透かすように観察していることに気づいて言葉を詰まらせる木曽。 興奮と恥辱に震える手で自らの尻肉を割り開き、ヒクつく唾液まみれの肛門を晒しながら口を開いた。 木曽「お前のソレ……こ、ココに入れて欲しい。」 提督「ソレとかココとかわかりませんね……それに、入れるだけでよろしいので?」 木曽「~~~~ッ!!くっ……チンポだ!お前のチンポっ、俺の……俺のアナルにブチ込んでっ!ズボズボ穿ってくれぇっ!」 提督「色気が足りませんね……ま、いいでしょう。はい、どう……ぞっ!」 木曽「あ゛―――!?」 腸粘膜まで拡げられた穴といえど、あまりに径の違う異物を猛然と突き入れられる衝撃に木曽が目を見開き仰け反る。 ミチミチと伸び切る括約筋。肛門に限度一杯の負荷を強いながら、肉棒は根本まで木曽の体内に埋まっていた。 木曽「お゛っ、ほお゛ぉ……む、無茶しすぎ……アナっ、さけるぅ……んぎっ!」 急激かつ強烈な拡張感に、喘ぎ声の漏れる口から舌を宙に突出して身震いする木曽。必死で書架にすがりつき、体を支える――と。 木曽「んお゛ォォォォッ♥抜ける゛ぅっ、アナルひっこ抜かれる゛ぅぅぅッッ♥♥♥」 挿入と同じ勢いで引かれる肉杭につられ、そこに絡んだ腸壁までが体外に向かって移動する。 充血した粘膜を体外まで捲れ上がらせながら首まで抜ける陰茎。木曽の腸液でヌラヌラと滑り、特有の濁った臭気を放っていた。 提督「初めて挿入したときは拡張に耐えきれず気絶してましたっけ。それを思うと随分慣れたものです、ねっ!ふんっ!」 木曽「待っ……おごぉぉッ!?ふぎぃぃぃッ♥♥おぐう゛ぅッ!!へお゛ォォォン゛ッ♥♥おぶォッ……」 精力剤を盛られた種馬のような勢いで腰を振る提督。蕩け切った腸肉は乱暴な抽挿にも快楽を覚えて肉幹に絡みつく。 カリ太の肉傘で結腸に届く奥深くから肛門ギリギリまでを抉り抜く強烈なストロークに、背骨を引き抜かれるような声で啼き咽ぶ木曽。 提督「まったく、腸襞をこんなにネットリ絡みつかせて……木曽のアナルは食いしん坊ですね、ふぬっ!」 木曽「へお゛ォォォォッ♥♥それッ、やめろ゛ォォッ♥コワれる゛ッ♥アナルごわれる゛ぅぅぅッッ♥♥♥」 引き抜いた肉幹に絡んで体外に粘膜を捲れ上がらせた木曽の肛肉、それを輪を作った男の指が握り締め上げる。 肛門の締め付け以上に陰茎へ密着させられた肛粘膜が抽挿のたびに強烈に摩擦される、その鮮烈な刺激に正気を失って悶絶する木曽。 提督「木曽のケツ穴ッ、物凄いうねり方してますねっ……そんなに力入れるとっ、ケツ穴筋肉痛になりますよっ!ふんっ、ふんっ!」 木曽「お゛ォォン゛ッ♥へお゛ォォッ♥♥お゛ッ、おまえのもお゛ッ♥ビクンビクンてえ゛ッ♥はやくっ、だしへっ♥もお゛っ、キチガイにゃる゛ッ♥♥」 交尾中の獣のような理性ない喘ぎを上げて全身をガクガクと震わせ続ける木曽。腸管が快感の強さのあまりねじ切れんばかりに顫動している。 平素は剛毅な木曽を肛門調教でこれほど狂わせていることに興奮し、射精欲が耐え難いほど高まった肉棒が破裂寸前に脈打つ。 提督「出しますよっ、木曽のドマゾなケツ穴にっ!イキながら全部っ、この淫乱ハメ穴で飲み干しなさいっ……うおぉぉっ!!」 木曽「ひゃいっ♥はひぃぃッ♥じぇんぶっ、のみま……お゛ッ♥お゛っへェェッ♥♥ドクドクきたあ゛ぁぁぁぁぁぁッッ♥♥♥」 我慢が限界に達すると同時、木曽の尻を思い切り平手で打つ。丸い臀部に真っ赤な痕が刻まれると同時、木曽の腸が極限に収縮する。 理性が飛び、気づいた時には木曽の直腸に精液をブチ撒けていた。爆発的な勢いの粘液で腸を膨張させられながら絶頂する木曽。 その痙攣する腸管を射精最中の陰茎で摩擦し続けてやると、限界を突き抜けたイキ声を発して木曽は悶え狂った。 提督「うっ……おぉぉぉっ!ぐっ……はぁはぁっ、ふぅ……。やはり、性交は肛門に限りますね。」 木曽「お゛ッ……へお゛ぉ……ッ……あ゛~~~~~♥」 脊椎が折れんばかりに背を仰け反らせていた木曽が突如、糸の切れた操り人形のように崩れる。表情筋すら弛緩しきるほど全身が脱力していた。 だらしない喘ぎと共にアンモニア臭を伴って響く水音。嬉ションしながら失神した木曽は、この上なく幸福に満ちたような寝顔であった。 提督「ふふふ、幸せそうなアヘ寝顔をして……よっと。」 木曽「ッ……お゛ほぉ~~~~~~~♥♥」 射精を終えた陰茎が引き抜かれ、木曽の肛門が無防備に腸壁を晒す――と、直後。痙攣した孔が精液を噴いた。 凛々しいという表現とは正反対の間抜けな排泄音を立て、尻穴から精液を逆流させる木曽。失神したまま、足元に白濁した池を生み出す。 提督「ふふっ、木曽は本当に可愛らしいですね……よいしょ。」 木曽「う゛、ぁ……んあぁ……♥」 肛門から射精液を漏らし続ける木曽を抱き抱えて椅子に座り、膝の上に木曽を腰かけさせる男。 蕩けた貌で前後不覚に陥っている木曽に口付けし、呆けたように開いた口腔をここぞとばかりに舐る。 木曽「んぅ……む、はふ……ぷぁ♥ふ、む……ん……ッ―――!」 自身の肛門を舐り尽くした舌でされるがまま口腔を貪られる木曽……その背がビクリと跳ねる。 ヒクヒクと肛門絶頂の余韻に口を戦慄かせる木曽の孔、そこに提督が掌を無造作に突き込んだのだ。 木曽「お゛っ……♥んお゛ぉっ……♥へお゛っ……♥」 男の四指が木曽のアナルに捻じ込まれて腸管に溜まった精汁を掻き出すたび、意識を飛ばしたままの木曽が身を跳ねさせ喘ぐ。 精液の大半を穿り出し終えた頃には木曽の肛門はすっかり閉じなくなっており、腫れ上がった腸管を外気に覗かせていた。 提督「さて、もう一仕事お願いします……よっ、と!」 木曽「~~~~~~ッ!?おッ……んお゛あぁぁぁぁぁッ!?なにっ、なにひぃっ……?!」 親指まで揃えた提督の手がメリメリと木曽の肛門に沈み……極限を超えた瞬間、一気に手首までが埋まると同時に木曽が覚醒し叫んだ。 よもやアナルフィストで起床させられようとは予想もしていなかったらしく、肛門の拡張感に隻眼を白黒させている。 提督「先ので手仕舞いというのはあまりに侘しかったもので……ドッグの艦が修復を終えたらまた出撃でしょう?もう少し逢瀬を、とね。」 木曽「だ、だからってへぇ♥けちゅ穴と腕で触れ合う奴が……お゛ッ♥あ、あるかぁッ……んぎあ゛ぁぁぁぁぁッッ♥♥」 舐り続けられ交接に射精までされ、蕩け切った木曽の調教済み腸粘膜。その神経は男根より太く硬い異物の出し入れにも悦びを覚えて脳を快感で侵す。 ぐぽぐぽと卑猥な空気音を立てて男の拳が動き、関節の硬い凹凸が腸壁を擦るたびに悶え狂いかけているような喘ぎを上げる木曽。 提督「木曽のケツ穴、ほぐれてふやけ切ってますね……腸壁もこんなにズルッズル。これならもっと奥で無茶しても十分イけるでしょう。」 木曽「待てぇっ!?今より奥なんてッ……ぎっ、ひぎゅう゛ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅッ♥♥♥」 木曽の腸内で突き当りを小突いていた男の拳が向きを変え、大きく曲がった方向に続く腸管のより深くへ侵入を始めたのだ。 結腸という通常の肛虐では責めを免れ得る体内の深部まで異物に拡張蹂躙される感覚に、木曽は隻眼を見開いて全身を激しく痙攣させ身悶える。 提督「肛門切れちゃいますよ、木曽?力を抜いておきなさい……せー、のっ!」 木曽「ぃぎっ……ん゛ごお゛ォォォォォォォォッッ♥♥」 ぐぶう゛、と派手に異音を立てながら木曽の腹腔内を拉げさせた男の拳が腸の屈曲部を突き抜けて深々部にまで捻じ込まれた。 男の腕を肘まで受け入れた木曽の腸管は壊れたように腸壁をのたうたせ、凄まじい異物感に痙攣を起こしている。 木曽「お゛ッ……お゛おォッ、オ゛ッッ……お゛あ゛っ、あ゛ひぁ~~~♥♥」 切れ長の目の瞳を目一杯上反らせ、端をだらしない笑みの形に歪めた唇から舌を垂らして喘ぐ木曽。 ビクンビクンと身を断続的に引き攣らせつつ尿道から盛大に黄金色の噴水を放ち、床を小便臭く塗装していく。 提督「おやおや……貴女のこんな姿を駆逐艦達が見たら、一体どんな目を向けてくるんでしょうね。」 木曽「お゛ッ、お゛ま゛……おまへが、俺のけちゅっ……♥めちゃめちゃに゛っ……ひたんだっろ、がぁ……♥あ゛ッ、ぎぃっ……♥♥」 随喜の涙を零しながら肛門拡張の刺激の強さに震える唇で抗議の声を上げる木曽。 腸襞をネットリと腕に絡みつかせて括約筋をヒクつかせた状態で文句を言っても説得力が無いというものだが。 提督「まあ仰る通り……木曽のことを誰もが蔑む変態アナルマゾイキ中毒者堕ちさせ、結腸まで腕をねじ込んでアヘ顔絶頂させているのが私ですね。どう思います?」 木曽「こ、のぉ……少しは悪びれ、ろっ……!?お゛へえ゛ぇぇぇぇぇぇぇッ♥♥♥」 S字を描く腸管を抜けて下降結腸の天井に突き当たる男の拳。直後、男が腕を捻りながらその全長を引き抜きにかかる。 拘束するように締め付けてくる腸襞を絡ませたまま体外へ腕を逆流させる男。排泄行為を何十倍も増幅したような肛門快楽に木曽は悶絶させられる。 提督「木曽、アナルの力抜かないと肛門体外に裏返っちゃいますよ?……忠告しましたからね、そーれ。イチ、ニ、イチ、ニ!」 木曽「無理ッ、む゛り゛ぃっ……こーもんっ、おかひくなってるから゛っ!いうこときかなっ……んごお゛ォッ♥あ゛があ゛ッ♥ほごお゛ッ♥」 腸液にまみれて滑る腕を捻り回しながら規則的な長いストロークで木曽の腸内へと肘までを抜き挿しする男。 結腸の上端を突き上げ、肛肉が体外に捲れるほど引き抜く。排泄器に極限の負荷を強いる責めにすら開発されきった腸壁は快楽を覚えて木曽の脳髄を灼いた。 壊れているかのように四肢と声を震わせ、秘所より恥液を間欠泉の如く噴き散らして幾度も絶頂を迎える木曽。 提督「ケツアクメしまくりですね、前も物欲しげにパクパクしてますよ?男も知らないのに……処女のままどこまでいやらしくなるんですかねえ?」 木曽「しりゅかっ、バカあ……ん゛にぃぃぃぃッ♥♥けちゅゴリゴリしながりゃッ♥まえッ、コスるなあ゛ぁッ♥ん゛に゛ぃぃッ♥♥」 尻穴に埋めた腕を捻じり捏ね回しながら男が木曽の両脚を閉じ合させ、両腿と股ぐらの間の空間へと男根を突き込んだ。 肉の隘路を抉じ開けた陰茎の幹、それが内部から分泌された発情液で滑る秘唇を抉るように擦り立てる男のカリ首。 常軌を逸した奥深くまで菊座を穿り拡げられながら処女口にまで刺激を加えられ、正気を保ちがたい被虐の感覚に狂ったように木曽が喘ぐ。 提督「入口も興奮しているようですが、ナカはもっと凄いことになってますね……ここ、子宮ですよね?壁越しにビクンビクンしてるの伝わってますよ。」 木曽「ひぎゅあ゛ぁぁぁぁッッ♥♥そこっ♥さわりゅなあ゛ッ♥♥だいじなッ♥へやだからやめっ……あ゛びゃあ゛ぁぁぁぁッ♥♥」 腸壁ごと男が鷲掴みにした彼女の体内の小ぶりな器官、それが子宮――女の中枢であると本能的に察して必死の叫びを上げる木曽。 子宮の両脇に提がる小粒の球体……卵巣を捏ねられると木曽は最早心身ともに限界といった様で半ば白目を剥き悶絶する。 木曽「もお゛ッ♥ゆるじでえ゛ッ♥こわれり゛ゅッ♥アタマのナカッ♥ぷっつんしてッ……イキしんぢゃう゛ぅぅッッ♥」 提督「うっ……!私も、そろそろまたっ……木曽!トドメです、目一杯イキなさいっ……うおぉぉっ!」 極限に背を仰け反らせながら全身をガクガクと壊れそうに震わせ、乱れ狂い悶える木曽。 その肛門を挿入中の腕と逆の手で無理やり抉じ開けた男が自身の男根をねじ込む。次の瞬間、肉棒全体が激しく脈動しながら欲望の塊を爆発させた。 木曽「オ゛ッッ……んお゛お゛お゛お゛ッッ!!いぐう゛ッッ……ケツめちゃめちゃにされでイッぐう゛ぅぅぅ♥♥ん゛に゛あ゛ァァァァッッ♥♥♥」 解されきった腸管にマグマのような精液をブチ撒けられて断末魔のような叫びを上げ、知覚の限界を突き抜けた絶頂を迎える木曽。 尿管が壊れたような勢いで潮を噴きながら永遠にも思える長い全身の緊張を続け……突如まるで絶命したように崩れ落ちる。 木曽「ぅ゛、ぁ゛……あ、へぇ♥♥お゛、ん゛お゛~~~~……♥」 提督「お疲れさまです、木曽。さて……後片付けが大変ですね、こればかりは誰かに頼む訳にもいきませんし……はぁぁ。」 白痴のようなだらしない表情で完全に失神した木曽。本日幾度目になるか分からない小便を漏らして死んだような脱力の仕方で男の胸に身を預ける。 どこかやり遂げた満足げな表情をして木曽の頭を撫でた男は、互いの身と部屋の掃除の手間に意識を戻して自業自得の苦労に溜息を漏らすのだった。 216 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/01(日) 10 52 29 ID 857i.ddo 潮風香り波飛沫の散る大海原。航路の先を眼帯に覆われていない側の凛々しい目で見つめる木曽の姿がそこにあった。 しかし時折なにやら不調そうに腹を抑える彼女に、随伴艦の娘が心配そうに声をかける。 球磨「木曽、大丈夫クマ?なんだか出撃前に随分お腹辛そうにしてたけど……なんか悪いものでも食ったクマー?」 木曽「ああ、気にするな……あれは、その……筋肉痛みたいなものだ、激しい運動の後遺症というか……」 球磨「そうクマー?でも今もなんだか今も調子悪そうクマ。」 木曽「ッ……その、ちょっと重みがあるだけで……とにかく、心配するようなことじゃない。……ふぅ、まるでアイツのようだな。」 球磨「あはっ、提督は心配性だもんなクマ!気遣いすぎて時々木曽に怒られてるくらいクマ……でも、あまり冷たくしちゃダメだぞクマー♪」 木曽「なに、俺の勝利を疑う方が悪いのさ……それより、今日の食事当番はお前じゃなかったか?」 球磨「を゛ぉー!?そうだったクマ!じゃあ球磨は行くクマ……無理しちゃダメクマー?」 木曽「ああ……ッ……♥」 駆けてゆく球磨の背を見送って正面に向き直ろうとした木曽が、腹の内でゴリリと異物が擦れる感覚を認識して胴を押さえて呻く。 彼女以外の誰が知るだろう……凛々しく泰然と佇む彼女の肛門を自身の腕より太いアナルパールが貫いており、直腸を内部から責め立てていようなど。 木曽「問題ない、いつも通り勝利を届けてやるさ……」 震える唇を強引に笑みの形に吊り上げ笑う木曽。 彼女の気弱そうな主に勝利を持ち返ってやった後、どのような『ご褒美』を自身に施してくれるのか…… 期待と不安に密かに胸を高鳴らせながら木曽は大海原の先を見据えるのだった。 +後書き 217 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/01(日) 10 55 11 ID 857i.ddo 以上にてどうもお邪魔しました。アナル弱そうな艦娘は魅力的ですね、長門とかビスマルクとか。 その内また何か適当に書こうと思いますのでその際もお読み頂けましたら幸い。 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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この司令室はこんなに広かったのか。 今夜私が寝るための布団を残して、机も棚も片付けた部屋は、ひどくがらんとしていた。 明日にはこの部屋を引き払い、そして…… 「司令官、郵送の手はずは整えてきた」 艤装を全て取り外した響が、秘書役として最後の務めを終えて戻ってきてくれた。 艤装を外して水兵服だけになると、元の年相応の少女としての顔がよくわかる。 ……明日には、この子はソ連に引き渡される。 今さら何を言っても、どうわめいても、何一つ変わる事ではない。 この子の戦時賠償艦としての扱いを拒否する権限など、今の私には、わが国には無いのだ。 「最後まで、ありがとう響。もう遅くなってしまったが、君も休みなさい」 己の無力さに痛む胸を無視して、響に声を掛ける。 明日は早いのだから、という言葉を危うく口に出すところで飲み込んだ。 明日のことを、あえて思い出させることはない。 「司令官……」 いつもなら、仕事が終われば特に躊躇もなく「そろそろ戻ってもいいかな?」と自室に帰る響が、物言いたげな目でこちらを見てくる。 まさか朝まで酒を酌み交わすわけにもいくまいが、茶の一つを出してゆっくりと話してやることもできないほど片付けてしまったことが悔やまれる。 「響、どうした?」 我ながら、間の抜けた問いかけだと思う。どうしたもこうしたもあるまいに。 「司令官。……お願いが、ある」 何気ない仕草で、響が靴を脱いで畳の上に正座した。 「……」 響がお願いとは珍しいな、などとは言えなかった。 軽口で済ませてよいことではないと、その顔が告げている。 「響」 「司令官、私は明日、ソ連へ行く」 わかりきっていることを、しかし、響は胸を張って言った。 それも、連れて行かれるではなく、行くと言った。 こういう子だ。強い子だった。 だが、 「しかし、貴方もご存じのはずだ。満州で、ソ連兵が何をしたのかは」 きりきりと胸が痛む。それが意味するところと、響にそれを言わせてしまったことに。 「ああ……、よく聞いている」 「私も同じことになるだろう。彼らが戦時賠償艦を丁重に扱うとは思えない」 氷のような表情を変えることなく淡々と告げる響の言葉を、私は血が滲むほど唇を噛んで聞いていた。 響は、私の無能さ、無力さを、罵倒していいはずなのだ。 泣き叫んで、殴りつけて、この愚かな司令官を射殺してくれてもいいはずなのだ。 いっそ、響がそうしたいと言うのなら、私はそれでもいいと思っていた。 「だからその前に、司令官」 血の気の薄い響の頬に、めずらしく紅が差した。それは、怒りではなく、 「…………私を、抱いて欲しい」 予想だにしない言葉に、私は呆然となった。 そのような言葉を掛けてきた娘は何人もいたが、響はいつも冷淡だった。 妹の雷や電が私にじゃれついたり、姉の暁が私に頭を撫でられているときでも、響だけは私に直接触れることなく、常に一歩引いて私に接していた。 「貴方は、けっして私たちに手を出そうとなさらなかった。他の鎮守府にいる提督の中には、娘を手籠めにする者も少なくなかったと聞いているが、貴方は違った」 「私は君たちの命を預かっていたのだ。そんなことができるはずはない」 無論、間近に接する若い娘たちの身体に欲情をもてあましたことはある。 それでも、そんなことをすれば戦場へ送り出す彼女達の命だけでなく尊厳までも傷付けることになる。 何が何でも、私は自らを律することにした。そうし続けた。 「貴方は優しかった。でも、それゆえに残酷だった」 その私を、響は静かに糾弾した。 「残酷、だな。そうだ、私は……」 「違う。違うのだ、司令官。私の言いたいことと貴方の認識には齟齬がある。貴方が残酷だったのは、皆を戦場に送り出したからではない」 どういう、ことだ。 はらり、と。 響の瞳から一筋、美しく光るものが落ちた。 「……これほどに、貴方に胸を焦がされながら、ついぞ、抱いてもらえることもなく、乙女のまま沈んでいくことが、皆にとってどれほどにつらいか、貴方は理解して下さらなかった……」 静かに、されど血を吐くように、響は告げた。 「皆、貴方の優しさを、立場ゆえの苦悩を、それがゆえの強さを、愛していた。 恋い、焦がれていた」 こんな、もはや老いたと言ってもいいような、無能な司令官をか。 などと、言えるわけもなく、私はただただ、響の告白に曝されていた。 今、私が自らを貶めることは、私に恋い焦がれていてくれたという、今は亡きあの娘たち全てを、冒涜することになると、さすがの私でもわかっていた。 「私と、同じように……」 常に一歩引いていたこの子の態度が、姉妹たちへの遠慮だったのだと、今更ながらに気づいた。 姉妹たちや、他の娘たちの思いを代弁してからやっと、自分の思いを告げるくらいに、この子は優しいのだった。 その響をして、死んでしまった皆のことをわかっていてさえ、ああ言わせることがどういうことか。 「私の身体は、まだ男を知らない。ソ連兵にいいようにされる前に、……せめて、最初だけは、貴方に……」 最後は、蚊の鳴くような声だった。 「響……」 「私の……、一生のお願い、です……」 三つ指を突いて、まるで新妻のように、最後は口調さえ改めて、響は深々と頭を下げた。 様々なものが頭をよぎる。 この部屋に来て、そして帰ってこなかった娘たちの顔が、幾重にも、幾重にも重なる。 君たちは、私を恨んでいるのだろうと思っていた。 それは、大きな勘違いで、そして、同時に正しかった。 今、こうすることは、抱いてやれなかった君たちを裏切ることになる。 私はこれでも、君たちを愛していたつもりだ。慈しんでいたつもりだ。 それは、今目の前にいる少女とて、例外であろうはずもない。 いや、誰か一人を贔屓してはいけないと思いながら、どうしてもそうしてしまっていた少女だった。 明日には露助たちの手に落ちて穢される愛しい少女が、こうして何もかも振り捨てて頭を下げている。 済まない。 心の中で、幾多のものに頭を下げる。 最後に身体を動かしたものは、義務感や哀れみではなく、枯れたと思っていた男としての衝動だった。 愛しい女が他の男に抱かれる前に、我がものにしたかった。 頭を下げ続けていた響の身体を抱き起こし、部屋に唯一残っていた夜具の上に押し倒した。 灯火管制で裸電球に絞った傘を被せていたため、部屋の隅は夜の闇が舞い込んでいた。 その暗がりに組み伏せた小さな身体は蜉蝣のように儚く見えて、ここまでやっておきながら、思わず手を出すのが躊躇われた。 だがその薄闇の中で、響は、うっすらと、だが、決して見間違えようがなくはっきりと、微笑んでいた。 私の暴挙を受け止めるように、許すかのように、待ち焦がれていたとでもいうように。 私は、その微笑みに応えたかった。 だが、決して壊したりしないように、そっと、数え切れないほど見ても見飽きなかった赤いスカーフに手を掛ける。 後戻りできないことをしているという自戒とともに、思っていたよりも、するりとほどけた。 響の服を脱がしているのだという罪悪感に、甘い疼きが混じることが否定できない。 そうだ、長きに亘って気づくまいと目を背けていたが、私は、傍にいるこの娘の身体に、女を感じていたのだ。 感じていたからこそ、今の今まで手を出せずにいたのだ。 だが、次を脱がそうとしたとき、私は酷く間が抜けたことに気づいた。 水兵服の脱がし方が、わからない。 士官学校卒以来、水兵服を着ることもなかった自分の経歴を、この時ほど恨んだことはない。 服を揃えるのも、洗濯をするのも、皆、任せっきりだった。 こんな身近にいる少女の服の造りさえ知らずに居て、少女たちの指揮を取っていたなど。 「司令官、ひょっとして……」 戸惑っている私を見て、響がいつも通りの察しの良さで声を掛けてくれた。 まったく、私はつくづく戦術指揮には向いていない男だったというわけだ。 「済まぬ。どうやったら脱がせてやれるか、わからん……」 それを聞いて、響はくすりと笑った。 妹たちを思わせるような、邪気のない笑顔だった。 「安心した。貴方が、そういう人で」 左手を後に突いて上半身を少し起こした響は、右手を襟元に持っていき、何かを解いたようだった。 それで、襟元から下へ、スカーフに隠れていた部分が半分まで開かれた。 なるほど、こうして首が通る大きさに広げて上から被っていたのか。 「あとは、脱がせて欲しい。貴方の手で……」 是非もない。本来ならばさきほどのことも私がやらねばならなかったのだ。 裾に手を掛けて、響が身体を任せやすいようにゆっくりと上げていく。 白い腹がだんだんと露わになっていく。 さらにその上までたくし上げたところで、下に身につけている真っ白い胸当てが覗く様は、途方もなく淫靡だった。 響の頭が襟を抜けるときに、響の視線が遮られた瞬間に、そこへ目が行くのを止められなかった。 胸当てとはいっても、サラシと大して変わらないほどに、それが守っている胸は慎ましやかだった。 上着を脱がし終えて、その胸当てに手を伸ばそうとすると、響はかすかに身をよじった。 「その……先に、スカートを」 この期に及んで順序も何も無い気もするが、今これから男に蹂躙されようとする娘心は、せめて溢れる羞恥を後にしたいと思うのだろう。 「わかった」 スカートの造りは私にもおおよそ推測が付いた。 暗がりの中で手で探ると、左の腰の辺りに釦があり、これを外すと腰回りが広がった。 響の後腰に軽く左手を回して、彼女が腰を浮かせやすくしてから、右手でスカートを引くと、その下から胸当てと同じ色の腰巻きとすら言えない小さな布が、申し訳程度にその場所を守っていた。 これで、響の身体の線がほとんど露わになった。 胸だけでなく、腰周りも細く、これから蹂躙することが許されぬほどに幼い身体だった。 艦娘たちは、その役目を背負った時から老いることが無くなる代わりに、成長することも無くなる。 男を受け入れることができるほどに、成長しているはずもなかった。 その無垢な身体を前にして、私は恥知らずなことに、途方もなく劣情を催していた。 ただの子供の身体ではない。 私が長らく、愛しく思い続けてきた、少女の身体だ。 堅く絞っていた褌の中が、ひどく窮屈になってきた。 今すぐにでも、響の身体を覆う布を全て剥ぎ取りたくなってきた。 だが、己が願ったこととはいえ、貞操を叩き込まれた大和撫子としての響の恥じらいを無残に壊してしまうことはできなかった。 私は二度三度と、大きく息を吸い込み、吐き出して、己を辛うじて抑え込んで、響の両脚を覆い隠す黒い靴下から脱がせることにした。 少しでも後にしてやらねば、響の心に覚悟も定まるまいに。 「……ありがとう」 どうやら、その判断は間違っていなかったらしい。 指の先に微かに触れる素足の感触は滑らかで、脱がせやすかった。 ふと、右足からするりと脱がせた靴下が絹であることに気づいた。 戦時下ではまず手に入らなかったであろう代物だ。 響は、最初から私に抱かれるつもりで、目立たぬ中で精一杯着飾ろうとして、こんなものを履いてきたのだろうということが察せられた。 そのいじらしさを噛み締めながら、左足からも靴下を脱がせ取る。 見たことのなかった響の素足は、愛らしい指の先まで細く細く、大人の女性のような肉感的な色香はまだ無かった。 いや、まだもなにも、ついぞ、得ることはなかった。 ただ、美しかった。 「さすがに、これは……」 恥ずかしいのだろう。 露わになった二本の脚を、その付け根を隠すかのようにぴたりと合わせて揃えていた。 貞淑な、愛らしい仕草だった。 わずか二枚の布。 それだけが、最後に響を守っていた。 どちらから脱がしてやるべきか迷ったかが、やはり上からだろうか。 しばし逡巡していると、響がおそるおそる声を掛けてきた。 「司令官は……脱がないの?」 言われるまで、私は自分のことをすっかり忘れていた。 士官服のままで、ここまでの凶行に及んでいたなどと。 だが、響としては自分だけが裸に近い姿なのに、私がそのままではおかしいだろう。 「そうだな、済まなかった」 言われると、服はひどく邪魔だった。 身体が響を欲していて、服など早く脱ぎ去りたかった。 だが、慌てて脱げば、響を怖がらせてしまう。 焦らさぬ程度に、できるだけ悠然を装って、私は上下を脱いで褌一枚になった。 響は、そんな私をしばらく呆然と眺めていた。 「どうした?」 「司令官のお体を見るのは、初めてだから……」 そういえば、水泳訓練のときでも響は居なかったような記憶がある。 他の娘らのようにはしゃぐのを嫌っていたのかと思っていたが、今にして思えばただの強がりだったのかもしれない。 「もっと若い男の身体ならばよかったのだろうが……」 「いえ……、逞しい、ご立派な身体です」 うっとりと、響が言う。 ついぞ、愛する少女一人守れなかった程度の鍛錬に何の意味があったのかと思っていたが、そう言ってもらえるのなら僅かででも鍛えていた甲斐もあったというものだ。 今すぐにでも、窮屈になった褌を脱いでしまいたかったが、まだ駄目だ。 今でさえ、これから起こることの恐怖を抑え込もうと必死になっているはずなのに、さらに見せつけようものなら、響の心を傷付けてしまいかねない。 そして、それ以上に、私は響の裸身が見たかった。 胸当てに手を掛ける。 ぴくり、と響の身体が震えた。 いいな、と目で問いかけると、響は微かに目を伏せて頷いた。 背中に手を回し、胸当てを留めている結び目に指をかけた。 ほどく。 あっけなく、その一枚は響の身体を放棄した。 「ああ……」 どちらからともなく、ため息が漏れた。 紳士にあるまじきだが、私は凝視することを止められなかった。 暗がりの中で、その身体はほのかに白く、輝いているようにさえ見えた。 その、露わになった響の胸。 淡い、房とすら言えない小さな膨らみの真ん中に、二つの小さな蕾が、精一杯に尖って自己主張していた。 彼女そのものらしく、愛らしく、美しかった。 「小さいから……そんなに見ても……」 かすかな灯りを背にしている私の表情はわかりにくいだろうに、女の勘で視線がわかるのか。 それとも、わかりすぎるくらいに、私が食い入るように見ていたのか。 「……美しい」 思わず、そんな言葉が口から漏れた。 よもや童貞の小僧でもあるまいに、こんな少女の膨らみかけの乳に、崇めたくなるほどの思いを抱くとは、我ながら下劣な純情さに呆れかえる。 士官学校を出たての頃、遠洋航海で港に寄るたびに上官に引っ張り回されて地元の色街に踏み込むことが何度あったか。 肌の色も白いのから褐色まで色々な女を抱いてきた。 大半は顔すら覚えていないが、それでも今の響より胸の小さい女を抱いた覚えはない。 そして、今の響よりも美しいと思った女を抱いた覚えもなかった。 幼い少女の身体に、あどけなさの隠しきれない面差しが、ギリシアの大理石彫刻すら及ばぬ宝のように思えた。 「貴方が……、そんなに嘘が上手とは、知らなかった」 照れているのか、瞳をわずかにそらしながら、そんなことを言ってきた。 それはそうだろう。嘘偽り無く、本心で言っているのだから、上手な嘘に聞こえるだろう。 嘘ではないと、言葉で言っても聞いてはくれまいか。 どれほどに私が、今の響に欲情しているか。 この身体を、誰にも渡したくないと願っているか。 それが叶わないことに、どれほどに煩悶しているか。 せめて、だった。 せめて、響の身体の全てを最初に手にする男は、私であろうとするのだ。 左腕を伸ばして、響の腰の後ろに回し、彼女が抵抗する間も与えずに抱き寄せた。 私の腕の中に、すっぽりと響の小さな身体が収まってしまう。 今このときだけは我が物となったその白い肌にそっと右手の指を伸ばす。 細い頬をなぞり、乱暴にしたら折れてしまいそうな首筋をなぞる。 凹凸の浮いた鎖骨からさらに下へと伸びた私の指が、淡い膨らみに掛かった。 握るほどの大きさどころか、摘むほどもない。 だが、少女のそこまでの肉よりも確かな感触が、指の腹に伝わってきた。 滑らかな肌をなぞる。 かすかに力を掛けながら、撫で回す。 右も、左も、ゆっくりとなぞっていくと、そのかすかな膨らみの輪郭がわかる。 艦娘の宿業に囚われなければ、豊かに膨らんでいたであろうと思わされた。 だが、この慎ましやかな身体はあるいは響の心根のようで、なぞっているうちに、響に触れているという思いが湧き上がってきた。 もっと、触れたい。 心の臓に近い方の蕾に、人差し指を伸ばす。 その先に、ほんのわずかに触れた。 一瞬だが響の身体がぴくんと撥ねた。 女の、反応だった。 もう片方の蕾にも手を伸ばし、今度は、もう少し強く押した。 膨らみとは違う確かな感触が伝わってくる。 それを、そっと人差し指と親指で摘もうとするが、摘めるほどには大きくなく、その先端をいささか強く擦ってしまった。 「あっ……」 それは、嬌声だった。 響の口から漏れたとは思えないほどに艶のある声に、私は背筋がぞくりとするほどの背徳感が降りて来て、褌の中で滾るのをやめてくれなかった。 もっと、もっと声を聞きたい。 今度は、押し込みながら摘もうとする。 「んんっ……」 今度の声は、艶に痛みが混じった。いかん、やりすぎたか。 「司令官……、少し、痛い……」 「ああ……、すまない」 「だから……、もう少し優しく、もっと……触れてほしい……」 ねだってきた。 しかし、手で触れていると、響を手に握りたいという衝動が溢れてきて留めようがなくなってきそうだった。 それならば、いっそ、そうしよう。 唇を響の蕾に寄せて、私はその先を唇でそっと咥えた。 驚いた響が反射的に身体を跳ねさせたが、私は両手で響の肩を押さえつけて逃がさなかった。 そのまま、吸った。 響が堪えきれずにあげる、甘い悲鳴が耳に心地よい。 少し吸って、唇の中で、その蕾を舌先でなぞる。また、吸う。 そうしながら、両手は響の身体をまさぐる。 肩から今度は二の腕や背中に伸ばし、触れる、なぞる、撫でる。 「司令官……、なに、も、出ないから……」 そんなことはわかっている。 わかっているが、だが、響の蕾を貪っていると、ひどく満たされている自分がいることに気づかされた。 こんな老いも見えた男が、幼い少女にそんな思いを抱くなどお笑いぐさだが……。 いや、男など、いくつになっても所詮そんなものかもしれない。 艦が全て娘に限られるのは、我々のような情けない軍人たちの、愚かな懸想の結果なのかもしれないのだから。 それも、新兵から元帥まで揃いも揃って。 そんなことを内心で言い訳にしながら、乳が出ないとわかっている幼い果実を吸う。 右も、左も、時折舌で嬲ることを混ぜながら、そのたびに響は身体を震わせてくれる。 だが、やがてそれだけでは満足できなくなってきた。 この身体が、何者かに侵される前に、全てを私のものにしなければという、義務感のような思いに駆られてきた。 それは、乙女の純潔だけではなく、響の全てをだ。 そう思った私は、響の身体中を撫で回すだけでは飽きたらずに、蕾の周りに舌と唇を這わせていった。 膨らみの外輪から、脇の下を通り、か細い二の腕から右手の指の先まで。 「司令官……それ、は……」 最初は、私の愚行に驚いて、響は手を引っ込めようとした。 だが、その手をそっと、しかし逃れられるほどに強く握って止める。 「響……。そなたの全てを、私で染めておく」 あえて、何かが起こる前にとは言わずにいた。 こうしてやり始めるときから、わかりきっていたことだ。 「それなら……」 と、響は何か言いたげな顔をした。 指を泳がせて、唇を振るわせて……ああ、そうか。 まったく、そんなことも忘れるくらいに、私は彼女を貪っていたのか。 順序がまったく逆だった。 「そうだな。すまない。先にそうすべきだったな」 響のおとがいに指を添えて上向かせる。 どうしても身長差があるから、私が覆い被さる形になった。 白無垢を着せてこうしてやることができていれば、何もかもが違っていたのだろう。 誰かを贔屓してはならないなどという私の思い上がりが、結局は、何もかもを不幸にしたのか。 だが今こうして、深くなってきた夜の闇の中で私を見上げてくる響の姿は、白無垢さながらに美しかった。 白い柔肌は言うに及ばず、姉妹全てを失った悲しみで白くなってしまった髪さえも、今こうして見れば、彼女によく似合った。 間に合わなかった婚礼のつもりで、私は、彼女の唇に接吻した。 響の唇は見た目通り厚くはないから、さほど押しつけた時に深みはない。 だが、柔らかく、暖かく、芳しい。 驚いたような響の吐息を吸いこんだのか、鼻腔を甘くくすぐるような匂いがする。 芳醇な匂いを放つ青い果実を目の前にしているのだから当然だろうが。 唇だけで満ち足りなくなり、舌先を差し入れる。 フレンチ・キスと言うのだと、欧州留学の折に身につけた下らない知識が頭の深いところから浮かび上がってきた。 驚いたらしい響がかすかに身動きしたが、すぐにこちらの意図を察したのだろう。 唇にかかっていた力が抜けて、私の舌は響の口の中を侵し回ることができた。 響の味だと同時に、響が私を味わっていると思うと、妙な気分だった。 私はこの若々しい果実を味わっている果報者だが、こんな枯れた男を味わっている響はどう思っているのだろう。 そんな頭に浮かんだ疑問を察したわけでもないだろうが、差し入れた舌先に、濡れた感触が絡みついてきた。 あまつさえ、絡みながら舌を遡って、私の口の中にまで入ってきた。 もっと味わいたいと、言わんばかりに、しばらく、息をするのも忘れて啄み合った。 先に息が続かずに音を上げたのは響だった。 これで私の方が先に息を切らしていたらあまりに格好が付かない。 海軍士官学校で鍛えた肺活量が、こんなところで活きるとは思わなかった。 「髭が、くすぐったかった……」 まさか味がどうだったかと聞くわけにもいかなかったが、響は、少しはぐらかすようなことを呟いた。 そういえば、朝方髭を剃ってからなので、少し響の頬に刺さったかもしれない。 「髭は、いやだったか?」 接吻が嫌だったかとは聞けず、そんな尋ね方をした。 「いいえ。悪くない感触でした。……もっと」 接吻ではなく、髭の感触を名目にして、私たちはまた唇を合わせた。 それを、息が切れるまで繰り返す。 今度も、響の方が先に息を切らせ、もういいかと思ったが、響はまたもねだってきた。 都合、合わせて、四度。 終わったときには、水から上がってきたときのように二人とも荒く息を繰り返していた。 啄んでいるときには息ができないのに、まるで水中で空気を求めるかのようにお互いを求めているのだから、不思議なものだ。 さすがに酸欠で、姿勢を維持することもできず、夜具に背中から倒れ込む響の背中をそっと支えながら横たえさせた。 さしずめ、俎板の上の鯉のようにさえ見えた私は、どうかしている。 存分に味わった唇の周りの、頬や耳、瞼や額を、なぞり、接吻の雨を降らせた。 一カ所残らず、私が触れた跡を残すように。 響は、時折身じろぎしながら何も言わずに、私がまだ接吻していない顎や首元を自分で指さした。 言葉を返すこともなく、私はその指示に応える。 髪の毛一筋一筋までは舐ることは難しかったが、全てに触れておこうと、幾度も幾度もその長い髪を指で梳いた。 絹の糸でさえ、この髪には及ぶまい。 かつては姉の暁と同様に漆黒だった髪はこうして白銀になってしまったが、この色には、その姉妹を失った悲しみが込められているのだ。 顔の周りを撫で終わると、私は響の身体を下へ下へと侵略していった。 服の上からでもわかっていたが、裸にするとなおのこと細すぎる腰は罪悪感を呼び起こさせる。 そんな中に、小さな臍があるのが、愛らしかった。 その下には、辛うじて最後に残った一枚の布がある。 その布を取り去ったら、私の自制もそこまでだろう。 辛うじて堪えて、為すべきことを先にしようとする。 ふともも、などとはとても呼べない、幼い少女らしくすっきりと伸びた足のうち、右足を膝立たせながら、表も裏も指と唇と舌でなぞっていく。 膝裏も、ふくらはぎも、その感触を私の脳裏に刻みつけるように触れていく。 足の指を舐めていると、かすかに塩気と、汗の匂いがした。 だが、それすらも芳しいと思えてしまう。 私の中に乱歩の小説のごときこのようないかがわしい嗜好があったとは。 つくづく、あの娘たちに手を出さずにいてよかった。 手を出せばきっと、私はそれに溺れきってしまい、あの娘たちを壊してしまっていただろう。 「司令官に……、こんな、こと……」 私が響の足の指を口にしていると、私を足蹴にしているような体勢になることに響は気が引けているのか、恥じらうような顔を見せた。 男を足蹴にしてよいなどと、教わっては来なかったのだろう。 響に教え込まれた大和撫子としての慎みがわかって、私はなおいっそう愛おしくなった。 「私が、そなたを味わいたいのだ」 「……はい」 そう答える響の顔が嬉しそうなことに、私は救われた。 右足を舐り終えて、今度は左足を先の方から舐めていく。 隈無く、全ての新雪を踏み荒らし尽くすように。 左の股まで舐めて撫で終えてから、響の背中も蹂躙すべく、その細い腰に手を掛けた。 言わずともわかるのか、響は私が力を掛けるよりも先に、くるりと身体を翻す。 細すぎる背中が目に入り、そして、私はそのとき間違い無く、心臓が跳ねるのを覚えた。 わずかの布きれに覆われた小さな尻がこうして私に向かって突き出されるのを目の当たりにして、私ははっきりと、この娘を孕ませたいという衝動に駆られてしまった。 ひどく動物的で、暴力的な衝動だった。 欧州女で、尻の大きな女などいくらでも見て来たはずが、その今まで見て来たどの女に対しても抱いたことの無かった、はっきりとした生殖衝動だった。 否応なく、褌の中が固くなる。 そろそろ、我慢も限界に近くなってきた。 響がくすぐったがる声を聞きながら、背中を撫で舐め終える。 これでもう、響の身体で触れていないところは、最後に残った布一枚の下だけだ。 既に、私は響の身体を組み敷いていた。 無理やりにでもこの布を剥ぎ取って、獣のように交わりたかった。 だが、幼い響の身体にいきなりそんなことをしたらどうなるか。 この後に響を待っている運命がそれだとしても、せめて最初の交わりくらいは、優しく抱いてやらねば、今こうして私が生きている意味すらもない。 そう己に言い聞かせて、獣の衝動を辛うじて抑え込む。 ゆっくりと、身体を開いてやらねばならぬ。 今まで交わったどの女にしたよりも、もっと。 「響……」 そっと身体を抱きかかえて、仰向けに横たえさせた。 じっと私を見つめてくる響の瞳を見つめ返しながら、取るぞ、とは言わなかった。 わずかに睫毛を動かして、響が頷いたように見えたのを確認してから、その最後の一枚を取り去った。 予想はしていたが、その下には一筋の翳りもなかった。 わずかばかり膨らんだ割れ目はぴったりと閉ざされて、おそらくは自分で弄んだことすら無いのだろう。 女陰とは、こんなにも美しいものだったのか。 壊してはならない儚い硝子細工のようなその姿に、しばし、私は陶然と魅入っていた。 こんなところに、入るはずもないものを入れようとするのだ。 指の腹を当ててみると、硝子細工ではなく、柔らかく暖かい肉の感触だった。 まだ何者にも侵されていない、閉ざされた、穢れのない感触だった。 私の爪が伸びていないのが幸いだった。 まず小指の先を、割れ目の入り口にそっと差し入れてみる。 ぴったりと閉ざされていて、固い貝を開いてみるような感触だった。 いきなり力を加えては駄目だ。 少しずつ、響が痛がらないか確かめながら押し込んでいく。 それでも小指の第一関節まで入れるのがやっとだった。 それ以上はとても開きそうにない。 手首を返して割れ目の上側をなぞりながら、一度そっと指を抜き取る。 そうしてからまた差し入れて、また抜く。 一度目よりは二度目の方が、ほんの少しだけ深く入った気がする。 少しずつ、少しずつ、響の身体を開いていく。 何十回目かで指を抜こうとしたときだ。 「…………っっ!!」 響が弾かれたように首を仰け反らせた。 「響……?」 「し……れい……、いま、の……?」 響は戸惑った顔を見せた。 痛みを覚えた風ではなく、むしろ、自分が今し方初めて味わったものを咀嚼できずにいるという顔だった。 ようやくに響の幼肉に隠された陰核に触れることができたのだろう。 響にとっては、自分の身体にそんな感触を受けることができる部位があることすら知らなかったのかもしれない。 幼い身体にこれから刻み込むその感触が、せめて苦痛ではなく快感として記憶に留まってくれることを、願わずにいられなかった。 「響」 触っていいか、とは聞かなかった。 響も、やめてとは言わなかった。 ただ、核を私の指の腹が擦るたびに、声を殺して身体を震わせる。 はしたない声を上げるのが恥ずかしいのだろう。 私は、もっと声を聞かせて欲しいと思っているのだが、無理強いはさせたくなかった。 やがて、繰り返していくうちに、うっすらと湿り気を帯びてきた。 それでもまだ、入れるには到底足りるものではなかった。 生娘の響を傷付けずに済むとは思えなかったが、それでも濡れているとすら言えないこんな姫洞にねじ込んだらどうなるか。 「司令……官……?」 しばし思案に耽っていた私を訝しんで、響が声を掛けてくる。 「大丈夫だ、響」 何が大丈夫なものかと自分を嘲笑いながら、響の立てた膝を両手で開かせる。 響は身についた慎みのせいか、反射的に膝を閉じようとしたが、歳は食っていてもこれでも海軍士官の私に勝てるような力は無かった。 開いた膝の間に頭を入れて、響の下の唇に口づけした。 「し……司令!?……汚い、です……そこは」 「どこが、汚いものか。こんなにも美しい……」 一度唇を離し、響の非難に対して嘘偽りのない思いを口にする。 また口づけし、割れ目の間に舌を這わせ、唾液を垂らしていく。 だが、一方的に攻め立てているつもりはなかった。 かすかに感じる塩の味と、潮の匂いにも似た響そのものの香りが、舌と鼻腔から私の頭を蕩かしていく。 熟した女とはまるで違う、瑞々しく、若々しい、響の、味と、匂いだった。 脳髄が蕩けていっているのに、身体の下の方には熱く血が巡っていることがはっきりとわかる。 ただただ、精を放ちたいという少年の頃のような欲求が、この枯れた身体に残っていたとは。 痛いほどに陽根が固くなっていた。 これではますます響の中に入れるのは難しいかも知れないと頭のどこかで思いながら、もう我慢ができなかった。 褌を解き、今まで隠していたものを響の前にさらけ出した。 「……っ!?」 怯えたのも無理はない。 元々、同期の桜たちと風呂場で比べて、大きさでそうそう劣った覚えもない。 ただでさえそうなのに、私自身、こんなにも強く猛ったのはそれこそ初めて女と交わったとき以来だろうか。 そんなものを、生娘の前に突きつけるのはやはり残酷だった。 これがお前を刺す槍だぞと、喉元に突きつけているようなものではないか。 いっそ、見せることなく響が何も分からないままに貫いてやる方がよかったのか。 「これが……殿方の……」 屈み込んで、一思いに差し入れようかとした私の動きを、差し伸べられた響のたおやかな手が留めた。 おそるおそるという仕草で、そっと私の竿に触れてきた。 その白魚のような手が、赤黒く膨らんだ怒張に触れると、それだけで何か清められたような気さえしてくる。 おずおずと顔を近付け、まじまじと見つめてくると、さすがにいささか気恥ずかしい。 と、毒気を抜かれたような私の男根に、柔らかく湿った感触が走った。 驚いたことに、響が、先端の割れた鈴口に舌を伸ばして舐めたのだ。 先ほど怯んだことを気に病んでのことだろうか。 しかし、一度ではなく、二度、三度と舐めてくる。 まるで、子猫が水を飲むかのような愛らしい仕草で。 「響……そんな汚いもの、口にしてはいけない……」 商売女に無理やり咥えさせたことは何度かあるが、こうして見下ろす光景は、そのときの記憶とはまるで違っていた。 響のような美しい少女の、睫毛を伏せたような表情と、その眼前に突きつけられた私の醜い欲望の塊とが、無様な、あるいは見事な対比に見えて、その表情を一層美しく見せていた。 「どこが、汚い……。こんなにも、逞しい」 世辞にしても先ほどの私の言葉の意趣返しにしても、冗談が過ぎると思ったが、響は、それが嘘ではないと告げるかのように、一度口から離し、赤黒い竿元まで頬ずりさえした。 そして、なんということか。 響の小さな唇がめいっぱい開かれたかと思うと、私の欲望の先端がその中に飲み込まれた。 柔らかく湿った中に怒張が浸されて、その感触になおのこと膨れあがる。 響の口の中は小さく、上あごと舌とに挟まれて窮屈なのがなおのこと心地よい。 その中で、健気にも私の幹に快感を与えようと、瑞々しい舌が前後して私の裏筋を刺激する。 先端しか飲み込めていないのが気がかりなのか、無理にでも喉の奥に押し込もうとしているのがわかる。 たどたどしい動きながら、なんとか歯を当てないように気を使っていることがわかる。 むろん、初めてなのだろう。 だが、響がそもそも陽物を咥えるということを知っていたことが驚きだった。 「こんなことを……どこで」 商売女のような技巧は無い。 しかし、小さく湿った中でその舌が動き回るだけで、たっぷりとした唾液とともに私の竿に絡みついて、えもいわれぬ稲妻めいた感触が私の下半身を浸す。 「それは……秘密」 呼吸をするのを忘れていたのか、荒い息を継ぎながら、響は少しだけ謎めかして答えた。 「誰が教えたかは……、聞いた皆が全員、水底まで持っていくという約束で、教えて貰ったから……」 意外な答えが、返ってきた。 とすると、私が想像すらしなかった誰からしい。 ふっと、笑いたくなった。 笑う資格など無いとわかっていても、笑いたかった。 あの娘たちが、私に黙って、そんなささやかでひめやかな秘密を抱いていたことが、嬉しかった。 そんな感慨に耽っていると、ふと、不思議な感触がした。 咥えたり、舐めたりとかいがいしく仕草を繰り返している響だが、それだけではないような気がしたのだ。 まるで、南方の女宿で、何人もの娘を同時に相手したときのような……畳み掛けられるような感触が、私を予想外に昂ぶらせた。 そんなことがあるはずがないのに。 物思いに没頭していたのがまずかった。 気がついたときには、込み上がってくるうねりのような衝動が止めようのないところまで来ていた。 「ひび……き、離せ……」 聞こえなかったはずはない。 響は、それを聞いて、私の竿の根本をしかと掴み、小さな口で喉まで飲み込まんばかりに深く咥えた。 女陰の奥を突く感触にも似た響の口の奥は、暖かく私を迎え入れた。 駆けあがってくる輸液の奔流がもはやどうにもならぬままに、男の衝動を鼓動とともに脈打たせる。 小さな肉の中に包まれながら、私は許されたような解放感のままに、思い切り精をぶちまけていた。 こんなにも激しく放ったのは、もう何十年ぶりか。 一度の脈動で響の口の中にどれほど放ったのか、考えることも出来ぬほどの紫電めいた快感に私は燃え尽きるほどの喜びを味わっていた。 ただ、健気にもしかと握って離すまいとしていた響が、あまりの量に耐えきれずに咳き込みながら口を離してしまい、その口から涎のように白濁が滴り落ちる前に、その響の眼前で、第二射を炸裂させてしまった。 止めようがない。 第三射、第四射と、私は響の顔といい、頭といい、ありったけの精をぶちまけてしまっていた。 誤ってではない。 私は確かに、美しいものを穢す暗い喜びに良心の呵責すら悦に入って味わっていた。 精を顔にぶちまけるなど、南方の商売娘にさえしたことはない。 そんな所業を、ずっとずっと、慈しみ、守ろうとしてきた最愛の娘に行っていた。 「響……」 何度目かの脈動で、ようやく砲弾が発射されなくなったようだった。 目の前には、白く美しい髪と顔に、私の汚濁液をありったけ浴びせられた響の姿があった。 精を放った後に訪れる特有の後悔があった。 やってしまったことへの後悔があった。 にも関わらず同時に私の中には、これだけの精を、どうして響の胎の中にぶちまけることができなかったという後悔すらも併存していた。 若い頃ならばいざしらず、一晩に二発もやった最後の記憶は何年前だろう。 響が露助に穢されて、純潔を奪われる前に、私がしなければならなかったのに、この老いた砲塔を使い物にならなくしてしまうとは、なんという不覚か。 義務感と本能とがない交ぜになった身勝手な悔恨と、今し方味わった快感の余波で動けなくなっている私の前で、響は喉に精を詰まらせて咳き込んでいた。 しかし、咽せて何度か吐き出した白い塊を、響は自分の手に受け止めていた。 ようやく息を落ち着かせてから、響は両手に載った唾液混じりの精液を、再び口に持っていき、全て舐め取ってしばらく口の中に留めてから、こくりと嚥下した。 「これが……貴方の味……」 どくり、と、それを見た私の心臓が跳ね上がった。 響の口から出たにしてはひどく淫靡な、それでいて男の自尊心をくすぐる言葉だった。 それから響は、長い髪にべっとりとまとわりついた精液を拭うどころか、まるで椿油を差すように髪にすりこんでいった。 響の美しい白い髪に私の白い汚濁が絡みつき広がっていく。 不思議な光景だった。 夜の乏しい光の中で、私の汚らわしい欲望の雫が、響の髪の上ではまるで真珠のように輝いて見えた。 その美しい姿に、熱く流れ込んで来るものを感じた。 同時に、何かに支えられるような、弄ばれるような不思議な感触が下半身を浸した。 仰角が上がる。 この老いた身体に、これだけの精力が残っていたとは思えぬゆえに、助けられているとしか思えなかった。 仔細は分からぬが、ただ為すべきことはわかっていた。 いや、義務ではなく、私がやりたいと思って為すことだ。 この娘を、抱きたいのだ。 今この私の手で、その純潔を奪いたいのだ。 私の物に、したいのだ。 せめて、この時だけ、初めての時だけは。 幸い、響の唾液と私が溢れ出した精液や先逸り液のおかげで、私の怒張は濡れそぼっている。 ろくに濡れてもいない響の中に入れるにしても、少しは滑りがよくなるかもしれない。 「響……」 そっと肩に手をやり、響の身体を夜具に横たえさせる。 初めてのときに、無理な姿勢を取らせるのははばかられた。 しかし、恐怖に震えていてもおかしくないはずの響は、色濃くなってきた闇の中から真っ直ぐに私の瞳を見つめてきていた。 「響……?」 嫌がっているのではあるまいが、何か伝えたいことがあるのかと問いかけてみた。 「私の名前だけでなく、暁と、雷と、電の名前も、呼んで……」 その願いを、どう受け止めてやればよいのか。 これから乙女の花を散らそうとする閨で、他の女の名前を呼ぶなど、地獄で焼き尽くされても償えない大罪だろう。 それなのに、響はそんなことを頼んできた。 姉と妹たちの魂を、自分の身体に載せて、私に抱かれようというのか。 艦娘たちの魂は、神社に祭られた柱のようなものではないかという説を聞いたことがある。 水底に送ってしまったあの子たちの魂が、今この場に来ているのか。 そう思い至ったとき、私の枯れそうな男根を先ほどから支えてくれているものが何なのか、私はようやく思い至った。 お前たちも、今こうして私が響を抱くことを願っているのか。 お前たちも、私に抱かれたかったのか。 その願いのために、水底から戻ってくるほどに。 「響……」 「はい……」 おそるおそる、私は呼びかけた。 「暁……」 「……はい」 響の瞳に、姉の面影が重なって見えたような気がした。 「雷……」 「はーい……」 響の口から漏れるこの声は、幻聴とは思えなかった。 「電……」 「はわ……」 思えば、この四人はこんなにも、似ていたのだ……。 せめてこの一時が、私の罪の意識が見せた幻などではなく、彼女達が少しでも救われる一助とならんことを。 「いい子だ」 彼女の、彼女たちの頬をそっと撫でる。 安心したように私の手に小首を軽く預ける彼女の表情は、四人の誰にも見えた。 その四人の娘の純潔を一度に奪うのだ。 役得というには、あまりに外道な果報者ではないか。 彼女達のお陰で、私の男根はこれ以上ないというくらいに固く張り詰めていた。 しかし、果たして本当に入るのか。 秘唇にそっと砲門をあてがうと、あまりの大きさの違いに愕然となる。 これはもう、濡れているとか滑るとかいったことでどうにかなるものではない。 入れようとすれば、彼女の身体を裂かずにいられるはずがない。 「問題……ないですから、一人前のレディとして……扱って……」 それは、誰の言葉だったのか。 私の躊躇を拭い去るには十分な言葉だった。 そうすると、果てしない肉欲が衝動として私の身体を突き動かす。 私の醜い肉塊が、翳り無く美しい割け目に突き刺さろうとするその様は、嗜虐心を呼び起こさずにはいられない光景だったのだ。 小さな下唇を掻き分けるように押し入れ、肉を膜に押しつける。 ただでさえ小さいそこに、紛れもない純潔の幕が下りている。 「いくぞ」 逃げられないように、彼女の細い腰を両手で押さえつける。 あとは、私の重みをそこに集めて押し通るのだ。 「はい……」 彼女は、そっと両手を伸ばしてきた。 まるで、自分の身体が痛みで逃げてしまうことを恐れているかのように。 掴まれ、と答える代わりに上半身を彼女に覆い被させるように倒して、彼女の両腕が私の首にしがみつけるようにしてやった。 もう、お互いに後戻りはできない。 気がつけば、間近に彼女たちの瞳があった。 そこに見えた四人分の思いを胸に刻みながら、私は最後の一押しを彼女たちの姫裂に叩き込んだ。 「…………!」 彼女たちが、言葉にならない声をあげて身体をのけぞらせた。 間違い無く、達成感があった。 そこを裂くその感触。 続いて私自身が潜り込んだところは、禁断を思わせる小さな世界だった。 そこを、勢いのままに蹂躙する。 だがそれなのに、彼女たちは、逃げなかった。 ひたすらに私にすがるようにしがみついて、私の暴虐を受け入れて、飲み込んでいった。 私は、抱いているのか抱かれているのかわからなかった。 貫いているはずが、包まれていた。 乙女たちの中には、紛れもない女というものがあった。 それも、今までに抱いたどの女たちよりも深く、果てしない世界が。 この小さな身体のどこに、私の欲望を受け止めるほどの器量があるというのか。 「……うれ……しい」 確かに、四人揃って、私はその声を聞いた。 隠しきれない涙をこぼしながら、その面影には四人全ての微笑みが集まっていて、私の胸を疼かせた。 だが同時に私を包む海原は、その幼さを忘れさせるほどにうねり、私を昂ぶらせた。 この行為は、まだ終わっていないのだ。 月と潮とに左右されるその身体の奥に、私は男として届けねばならないものがあることを確信した。 「動くぞ」 今し方純潔を失ったばかりの乙女の身体に、本来ならせめてもう少し落ち着くための時間をくれてやらねばならないだろう。 だが、彼女たちは、小さく、頷いた。 彼女たちは待つことを望んでいないと確信した。 私の欲望のたけを、彼女たちの身体は受け入れようとしてくれると信じた。 私を包み込む姫襞を、膨れあがった雁首で掻き分ける途方もない感触が、私の腰を甘く痺れさせた。 先ほど出していなければ一息で達してしまっていたほどの悦楽が私を襲った。 しかし、腰を引いても私の竿はそこから抜け出ることができなかった。 彼女たちがしがみつく腕と同じように、私の肉竿の先端を絡め取るように包んで離さなかったのだ。 ならばもう、躊躇はすまいと私は腰を前後させ始めた。 往復するごとに、そのあどけない世界は柔らかく、しかし決して緩むことなく私を奥へ奥へと誘っていく。 少しずつ少しずつ、私の身体が埋まっていく深さが増していく。 そのたびに私の竿から全身へと紫電のごとき快感が走る。 その竿は、私が先に出した精の白と、彼女たちの純潔の証たる紅とで、斑に染まっていた。 やがて、最果てに届いたという感触が、壮絶な快感の中に混じるようになった。 それでもなお彼女たちの小さい姫洞は私をさらに飲み込まずにはいられなかった。 もはや言葉もなく、獣じみた荒い吐息がお互いの声として交わされる。 彼女たちの月のものがどうとか、考えるまでもなかった。 他の誰に犯されるよりも、誰よりも先に、彼女たちの胎内を私で満たすのだ。 精通のときでさえ、男になったときでさえ、ここまで放ちたいとは思わなかっただろう。 男など所詮、自らの砲をより奥へと叩き込むための付属物なのだと思い知っていた。 全身が、痛いほどに固く張り詰めた砲身そのものになった気がした。 この悦楽をもっと味わいたいという願望すらあっけなく振り切って、本能を限りにした私の精の巣が爆発した。 砲身を駆け抜けていく私の分身たちの集団を、彼女たちの最後の聖域めがけて放った。 それはもう、一射とか二射とかいう量ではなく、私の身体にこれほどのものがよく蓄えられていたと思うほどの量を、彼女たちの胎内を文字通り満たすほどに注ぎ込んでいた。 痛みしか無かったであろう彼女たちは、そうして注ぎ込まれている間、何をされていたのかそれでもよくわかっていたのだろう。 かすかに甘く、切なげな吐息をついて、 「ああ……」 と、何かに浸るような声をあげて、私にしがみついていた腕の力さえ抜けて、夜具の上に力尽きて倒れ込んでいった。 そうしてようやく、彼女の秘唇が私の男根をようやく手放した。 濁った水音とともに、赤白く染まった私の竿が砲身を露わにし、先ほどまで純潔だった少女の姫洞は痛々しく口を開いていた。 そこから彼女の荒い呼吸に小さな身体が上下するのに合わせて、時折真紅混じりの白濁液が吐き出される。 我ながら、どれほど注ぎ込んだものかと呆れる。 にも関わらず、私の男根はまだ傾きを失っていなかった。 それどころか、あれだけ放ったというのになお、その硬さをも失っていなかった。 どういうことだ。 いくらなんでも、二度もありったけ吐き出しては、この老いつつある身体に力が残っているとも思えない。 それでは、なおこれを支えているのは、お前たちなのか。 その疑念を私が抱いたのを察したのか、それとも私の陰茎を支えながら姉妹の身体をも抱き起こしたのか、彼女は息も絶え絶えの有様の中、やっとのことで夜具の上の身体を翻して、うつ伏せに倒れ込んだ。 それから、背中越しに私を振り返り、ねだるような、すがるような目で私を見やった。 そろそろと、力の抜けた両手が、彼女自身の細い腰の下の、肉付きの薄い尻肉を掴む。 尻肉の間からは先ほど私が注ぎ込んだ白濁液が漏れて、しとどに濡れそぼっていた。 それだけで、硬さを保った私の下半身がさらに疼くほどに扇情的な眺めだった。 それなのに、その狭間を見せるように、彼女は自らの尻肉を開いて見せた。 「こち……らも」 ぞくりと、悪寒のごとき予感が私の肝を冷たくした。 大陸での露助たちの蛮行は噂に聞き及んでいる。 その中には嘘か誠か分からないが、前だけでなく後ろでも容赦無く楽しむのだという話があった。 誰だ、これから大陸へ行こうという彼女にそんな噂を聞かせた愚か者は。 いやしかし、その愚か者に感謝しなければならないだろう。 彼女は、その身体の全てを、露助に陵辱される前に、私に差し出しているのだ。 確かに、これだけ彼女の全身を味わいつくしておきながら、そこだけはまだ触れても、犯してもいなかった。 そして、その幼ささえ残る後ろ姿に、なおも欲情してしまう自分を否定できなかった。 これが本当に最後だ。 この時が終われば、用済みの砲塔など二度と立てなくなっても構わない。 その代わりに、彼女たちがこのおんぼろを立たせてくれているのだと信じるのみだ。 差し出された尻肉を両手で掴み、その真ん中にある小さな孔を指でなぞる。 暗がりの中でも、指で触れば大きさもわかろうというものだ。 先ほど無理やり貫いた女陰よりもさらに小さい。 せめて少しでも楽にしてやろうと舐めて、唾液を垂らしてやる。 汚いなどとは微塵も思わなかった。 彼女たちの身体に、一片の穢れさえもあるものか。 穢れているのは、この私と、戦場と、この後に彼女を待っている者でしかないのだ。 私は、鬼畜だ。 米英にも劣る鬼畜の所業をこの娘に刻み込んで、この後にこの娘を襲う鬼畜たちに先んじる。 そう、心に決めた。 あてがう。 まるで穴などなく、壁に突き立てるような堅い感触だった。 もはや尻を開く力もなく夜具に倒れた彼女に覆い被さり、全体重を一点に掛けて、堅くいきり立ったままの杭を思い切り押し込んだ。 「…………!!」 あまりの激痛に声も出ないのだろう、彼女が仰け反って、水中で空気を求めるかのようにもがいて喘いだ。 彼女自身が望んだこととはいえ、これは紛れもない強姦だった。 前よりもさらに小さい、本来の用途ではない小さな孔を、軋みさえあげながら、彼女の純潔の血で濡れたままの男根で刺し貫いていく。 押し込んだ砲身は、彼女の内臓を、私の男根の形にねじ曲げて掻き回している。 途方もない罪悪感と、それにも勝るくらいの薄汚い背徳感とが同時に私の脳裏を走る。 同時に、しがみつくどころか絞り切るほどに狭い穴を貫通させる中で、彼女の穴によって絞られる快感が私の脳髄を焼き尽くしそうになる。 私は、快楽のために愛しい娘を犯す外道だった。 それなのに、彼女は、激痛に涙と涎を垂らしながら、私を振り返って、微かに笑った。 そうだ、そなたを犯しているのは私だ。 これから先、誰に、どれほど陵辱されようと、そなたの身体の初めてを奪ったのは、この私だ。 この残酷な苦痛の時を、せめて心に刻んで、今よりも果てしない地獄でこの娘は生きていく。 こんな外道の、人にあらざる所業が、この娘の救いになってくれることを願いながら、私は彼女の身体の中に砲身の全てを埋め込んで、奇跡のように辛うじて身体に残されていた精の全てを彼女の内腑に解き放っていた。 ……ありがとう。お礼は、ちゃんと言うよ…… ……これでもう、大丈夫なんだから…… ……ありがとう、なのです…… そのとき、その言葉を、確かに聞いた。 私の罪悪感が聞かせた空耳などではなく、彼女の……響の口から、確かに彼女たちの声を、私は聞いた。 そして、 「ありがとう……。これで私は……、どんな世界でも、生きていける……」 最後に、響自身の声でそう私に微笑むと、彼女は気を失った。 そうして力の抜けた身体から、私は全ての役目を終えてふぬけた男根を引き抜いた。 私の役目は、終わった。 いや、まだ一つだけ残っている。 せめて、その身体を清めてやらねばならなかった。 露助たちの前に出すときに、男の精液まみれでは、引き渡しのその場で何をされるかわかったものではない。 響が目を覚ますまでに、せめて身体を洗う湯を用意してやりたかった。 とはいえ、撤収寸前の上に元々物資不足だったこの建物に、まともに動くボイラーも無い。 しかし幸い、空のドラム缶だけはそれなりにあった。 井戸水を汲んで中のきれいなドラム缶に注ぎ、空と思われたドラム缶の底で見つかった重油の残りカスを掻き集めて燃料にし、あとは簀の子代わりの木材は、建物の立て付け板からへし折って調達した。 三度も全力で精を放った身体は今にもへし折れそうであったが、今このときだけ動けばよいと己を殴って叱咤して動かした。 身体を殴って動かすことを叩き込んでくれた江田島の先輩共に、まさかこんな人生の終わりになって感謝する日が来ようとは。 東の空が少し明るくなり始めたところで、なんとか湯と着替えの準備が出来て、響の様子を見に行くと、丁度目を覚ましたところだった。 しばらく響らしくなくぼうっとしていたが、目の焦点があった途端に、その裸身に敷布を巻きつけて私の視線を遮って恥じらったことが、私には嬉しかった。 「湯を用意している。洗ってきなさい」 「いい。このままで……」 髪に絡みついたままの私の精液の雫に触れながら、響はそんなことを言う。 「私の響は、わが国の艦は、こんなにも美しいと、奴等に見せつけてやるんだ。 出陣の準備は、整えないとな」 笑いかけてやったつもりだったが、うまく笑えただろうか。 しばらく私の顔を見つめていた響は、こくりと頷くと、敷布を纏ったまま立ち上がった。 湯に入る寸前に一瞬、東の空から広がる朝日の前触れに照らされた響の身体は、生涯忘れられぬほどに美しかった。 ********************** 時が来た。 響を受け取りに来たソ連将校たちは、こちらを見下す態度こそあからさまであったが、さすがに雑兵とは違ってそれなりに節度を持っていた。 考えてみれば、バルチック艦隊を破った後でロシアことソ連の海軍力は激減しており、響は戦力として現実に貴重なものなのだろう。 その意味では、イギリスあたりに引き取られていく娘や、アメリカに奪われた娘よりも、あるいは、ましな運命になってくれるのかもしれない。 気休めかもしれないが、そう、思った。 見慣れた、そして、最後に見ることになる服装で、響は私を見上げてきた。 「司令……」 私が出世してからも、ついぞ提督とは呼ばなかったなと思い出す。 そうなる前から、私の傍に居続けているという気概があったのだろうと、こんなときになってようやく思い至った。 そんな私の朴念仁を悟ったわけでもないだろうが、響はささやくように小さく口を開く。 「愛してる。…………永久に」 不死鳥は、喩えようもなく美しい笑顔で永遠を誓った。 そうして、翼をはためかせるようにして身を翻す。 その背に幾重もの翼のように、三人の少女の姿が見えたような気がした。 それから堂々たる歩みで、自らの分身にして一心同体たる艦へと向かう。 居並ぶソ連将校たちが、思わず居住まいを正して一斉に敬礼するほどに、その後姿は余りにも美しかった。 そうして、響は振り返ることなく、日本海の向こうへと旅立っていった。 **************************** その後の人生は、私にとって蛇足のようなものだ。 だが、あえて一つ無理をして、かつての舞鶴鎮守府の近くに居を構えることにした。 生き残っていた同期の桜の首根っこを捕まえて、職権濫用をいくつもした。 佐渡や利尻の方がウラジオストクに近いことは分かっている。 しかしそこでは帰ってきたときに私がそこに居るとわかるまい。 舞鶴ならば、つてをたどれば私がいるとわかるかもしれない。 そんな、叶うはずもない望みのために、私は戦後という時代をそこで過ごすことにした。 戦後に溢れた未亡人をもらってくれと方々から頼まれたが、全て丁重に断った。 あの日以来、私は男としては役立たずになっていたから、それを理由とすれば皆引き下がってくれた。 だが、そもそも私にとっての最後の女は、あの不死鳥以外ありえないと誓いを立てたのだ。 生涯最後の交わりが最愛の女だった私は果報者に過ぎるが、その幸福を薄れさせたく無かったのだ。 何をしていたかといえば、何もしていなかっただろう。 あえていえば、漁師になった。 漁師といっても、小舟を日本海に出して日がな一日ウラジオストクの方を眺めていることが多かったが、そんな私の気配の無さが幸いしてか、よく魚は釣れた。 魚を売る市場で、アカの連中と顔が繋がったのは幸いだった。 元帝国軍人としてはあるまじきかもしれないが、それでも私は日本海の向こうの情報が欲しかったのだ。 そうして掻き集めた噂の中に、確かにその情報はあった。 ヴェールヌイ、と名付けられている。 どんな意味かと日露辞典を紐解いてみたら、信頼できる、という意味と知った。 虐げる艦に、そんな名前は付けないだろう。 彼女が、せめてその誇りを失うことなくあってくれることを願うしかなかった。 やがてヴェールヌイの情報が途切れ、再び手を尽くしたあげく、練習艦となったと聞いた。 響が、練習艦か。 次姉のくせに、長姉の暁よりも姉然としていた面影を思い出す。 さて、北の新兵どもにどんな練習をしているものか。 その頃には、私にはもはや、響が虐げられる姿を想像することができなくなっていた。 もはや戦後ではない、などと何を言うのか。 ラバウルよりも遙かに近いはずのウラジオストクが、こんなにも遠いままだというのに。 手を尽くしても、響の情報が手に入らなくなって数年が過ぎていた。 衰えた身体で日本海に船を出すことも出来なくなり、私自身、もはやただ生きているだけで、月日が虚しく過ぎていく。 そろそろ、先に逝ったものたちの後を追う日が近いだろう。 そんなある日、来客があった。 この家に来客があったことなど、新聞の勧誘を最後にここ数年記憶に無い。 扉を開けた私は、一瞬、目が眩んだかと思った。 長い黒髪を、太陽の光に梳かして風になびかせながら、ロシア風の毛皮服に身を包んだ少女がそこに立っていた。 最初は、暁が現れたのかと思った。 しかし次の瞬間、暁よりも、髪が白くなる前の響の方によく似ていることに気がついた。 だが同時に、もう遙か昔に胸を病んで若くして死んだ私の姉や妹にも似ているような気がした。 「そなた、は」 少女は、見覚えのある、生涯忘れまいと思ったあの笑顔を見せて、 「あなたが、私の……」 了
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「遅いぞ。…なんだその顔は」 古めかしい板張りに朝の冷気が心地よい、早朝の舞鶴鎮守府内・修練場。 そこから一段降り、弓道場も兼ねた庭場に、飾り気のない簡素な道着を来た艦娘の姿があった。 「…まさか今日、普通に朝練してるとは思わないじゃないの」 油断して寝過ごし、いつもより30分ほど遅れて現れたもう一人の艦娘は、抜身の木刀を一人振るっていた相方に向かって口を尖らせる。 「いつも言っているだろう。私のような弱い人間には、地道に毎日続けるということが大きな心の支えになっているんだ」 「良く言うわー。アンタが弱いってんならここの艦娘はほとんど戦力外だわよ」 「そんなことより早く用意をしろ。素振りばかりでは修練にならない」 手ぬぐいで額の汗を拭いながら板張りに上がってきた日向に背を向け、伊勢は立てかけてある木刀を取る。 「はいはい。…つっても、今日ばっかりはヘタなケガさせるワケにはいかないのよね…」 「なんだと?らしくないことを。遠慮なんかしてくれるな」 「あたしが後で皆に怒られるでしょーが!」 本気で首をかしげる相方に、ため息を付きながら首を振る伊勢。 ――本当にこいつは、今日自分が何をする日なのか分かっているんだろうか? *** 「時間だな。――ありがとうございました」 型通りにぴっと頭を下げるその姿は、美しくないと言ったら嘘になるだろう。 「ありがとうございました。で、今日は遅れる訳には行かないんだからね。きちっと予定開始時刻までに現地に移動しなさいよ」 「分かっている、大丈夫だ。今日は一級主力として、役目をきっちりと果たさせてもらう」 悩む時期はもう過ぎた、と。 気遣うような、やや心配気な表情の相方に向かい、軽く微笑んでそう呟く。 見たことのない表情だ、と伊勢は思った。 「明日の朝も――」 「明日の朝は、アンタは来ないんじゃないかな」 賭けてもいいよ、とにやにやしながら伊勢は言った。 私の話をちゃんと聞いていたのか、と日向は若干むくれて答えた。 *** 高い高い蒼空。 笑顔で祝福してくれる、仲間たち。 幸福と慈愛に満ちた態度でエスコートしてくれる、――愛しい人。 こんな日が来ることを、一体誰が予想しただろうか。 「すごい――綺麗よ、日向。今日の貴女は、間違いなく、世界一美しい軍艦だわ」 そう言われても、なんと答えていいか分からない。柄にもなく頬が熱く、頼りない純白の艤装の奥で、胸が高鳴るのを覚える。 「――美しさと強さを両立した扶桑型の一番艦に誉められるとは、光栄の到りだよ」 いいえ、今日は素直に負けを認めるわ。華のような笑顔でそう答えた彼女は、ブーケ・トスを受けるべく祝福者の輪の中に下っていった。 仲間たちに背を預け、全艦隊の旗艦を務めるかのような錯覚を一瞬、覚えた後―― 慣れない指輪の嵌った手で、彼女はブーケを背後の虚空に放った。 *** 「しかし――物好きだな、キミは。本当に私で良かったのか?」 「何回同じことを言わせる気だい?」 ベッドの中で抱きかかえられる、顔が近い。 かつて、いや、今も上司である人。提督。 私は今日、この人のものになった。 何らの実感はないが、独特の安心感はあった。まずはそれでいいか、ととりあえず日向は思った。 「これ――傷かな?」 肩のあたりの古傷を見つけたらしい。 「あいにくと、誰かに差し上げるつもりなど無かった身体でね」 今さら失望されても困るぞ、と日向は言った。 しかし。優しく抱きしめて唇を合わせてくるその反応は予想通りで――少し卑怯なやり方だったかもな、と日向はぼんやりと思った。 「…ん…」 互いに舌を絡め合う。燃えるような溶けるような、本能の予感。 相手の興奮を感じる息遣いが、更に自分を高めてゆく。 ほとんど全てのことは、邪魔な理性と共に思考から追い出されていった。 *** 一糸まとわぬ姿にシーツを手繰り寄せてベッドの上に座った日向の背を、提督の指が背を撫ぜる。 「ここにも傷がある。本当にたくさんあるね」 無神経といってもいい言葉だったが、全く気にはならなかった。人徳故か、はたまた――惚れた弱みか。 「正面も。見ていい?」 囁くような声。断れるはずがない。 他の誰にも晒したことのない双丘を、熱意と好奇心に溢れた表情が見つめる。 最初はおそるおそるという風に、やがて大胆にやわやわと愛撫する提督の感触が、視線が、――たまらない。 「提督…あまり見られると、恥ずかしいんだが」 「…本当、可愛いな。日向さんは」 日向さん、というのは嫁になっても継続するつもりなのだろうか。 嫁、という単語が平然と脳内に現れたことに、自分で軽いショックを受けていると―― 「…んぁっ」 色づいた左胸の先を、指先がぴんと跳ね上げた。痺れるような感触が頭頂を突き抜け、おかしな声が漏れる。 「て、提督、そこは…ぁ…」 意外にも無骨な指が、しっかりと日向の感じる場所を捉え、甘く切ない感触を脱力するほどに伝えてくる。 右乳房の下から先端までを爪先でなぞられ、総毛立つ感覚に思わず背を反らし、短い髪がふるふるとうなじを撫で擦る。 脇のあたりからちろちろと攻めてきた提督の舌先が、これまでに経験のないほど固く屹立した日向の乳首を掠め、焦らし、 「ぅあぁぁっ!」 ――それをついに咥えられ口中で転がされた瞬間、日向は快楽に一際高く啼いた。 「あっ、あ、はっ…あぁぁ…っ」 指が腰をなぞり、首筋に触れ、髪を撫ぜる。 そのたびに発せられる、刺激と快楽をねだるような、みだらな雌の声。 快楽に喘ぎながら、次々に女を目覚めさせられる自分。 ――伊勢には見せたくない姿だな、という思いがちらりと頭を掠めた。 *** 「あっ?!」 全身に及ぶ愛撫にくったりと力も抜けきった頃、その手が唐突に、片方の膝裏を持ち上げた。 とろとろに熱く焦らされてしまった秘肉に、指先が触れてくる。 「ここも、綺麗だね…日向さん」 「やだ…ぁっ」 つぷ、とさしたる抵抗もなく、濡れた谷間に提督の指が第一関節のあたりまで浅く埋まった。日向の身体がびくりと震え、それにもまして心が期待し、逸る。 ゆっくりと襞を押し開き、狭い膣内の壁を味わうように、心地よいそれが自分の中をなぞり、抜かれ、――再び、今度は根本まで、深く、深く。 「――くっ、あっ、あっ、」 半身を寝床に押し付けて、高く開かれた脚をわななかせながら、自分の性が、反応が、くちゅくちゅと隠微な水音を寝室に響かせる。 「や、あっ、それ、気持ちいい…気持ちいい、ていと…く…っ!」 片足を抱えられたまま、指先を出し入れされ、肉芽をぬるぬると摘まれ、もはや理性など欠片も残っていない。 シーツを握りしめた左手に、更に力が入る。 「そろそろ、いいかな…少し、痛いかもしれないけれど」 こんな疵物の身体でも、欲してくれるのか。――愛して、くれるのか。 得体の知れない温かさが、腹の中から上がってくる。 好きだ。繋がりたい。――このひとと。 「いいぞ…乱暴でも、激しくても……思うように、愛してくれ。提督」 開いた両膝を立て、両手を伸ばして誘い入れる。提督が、日向の白い身体に覆いかぶさる。 「――うっ、くっ…」 熱くて固いそれを自分の中に受け入れた瞬間は、かすかな違和感と痛みに呻いたが。 「日向…さん…」 「大丈夫だ…もっと、奥まで来てもいいぞ」 やがて獣のように足を絡ませ、互いに自分からくねる腰を打ち付け合い、唇を合わせ、互いの体温を感じて、 「…っ、ふぅっ、うぁ、ぁっ…」 ぬちゅ、ぬちゅ、と巨きくて温かいそれが胎内をこするたび、これまで想像もしたこともない、痺れるような快楽が背筋を駆け上り、 「提督、もう、ダメだ、き、気持…よすぎ…、う、あぁん――!」 「っく…日向…さん…ッ!日向さん、日向さんっっ!」 やがて最高潮の快楽が、びくびくと提督の自身を震わせ、精を自分の中に放たせた瞬間―― 呼吸すらも続かない悦楽の中。 日向は、幸福とは何かをはっきりと知ったような気がした。 *** 「――好きだよ、日向さん」 「私も――と、言ってやればキミは満足するのかな」 結局、何度身体を重ねただろう。心地よく火照った頬を、彼の胸に押し付けた形で呟くような睦言を交わす。 「病めるときも健やかなるときも、真心を尽くすことを誓いますか?」 「それはもう、昼に誓うと言ったろう。私は」 「中破状態での無理な進軍は、今後しないと誓いますか?」 「――あのな。私は戦艦だぞ。武人だ。攻めるべき時に生命を惜しんでは――」 「誓いますね?」 もう君一人の身体じゃないんだよ、と提督は言った。 その言葉に秘められた意味を悟り、日向には言い返す言葉はなかった。 「ま、その時は秘書艦としてそばに居てくれればいい。君がどう思ったとしても、殺気立ったみんながきっと、君を戦場には立たせてくれないだろう」 「それは――なんだかくすぐったいな。この私が、守られる側になるなんて」 それこそ、想像もしなかった未来だ。 しかし自分はもう、その道を選んでしまったのだ。 「分かった。誓うよ。――それで、キミは何を誓ってくれるんだ?私だけってことはないだろう?」 「取っ組み合いの夫婦喧嘩は、一生しないと誓います」 日向はまるで少女の頃のように、声を上げて笑った。 「さて、…そろそろ離してくれ。朝の修練に行く時間になってしまった」 駄目ー。と、普段の姿からは想像もつかないような声でぎゅっと自分を抱きしめた提督の姿に、思わず眉間が寄った。 「こら。こんな甘えた男を、旦那にしたつもりはないぞ」 やだー、と同じ声が応える。こんな姿、他の艦娘が見たらどう思うだろう。 「それは命令か。提督としての」 「いいえ。愛する夫のお願いです」 「それなら――」 伊勢は正しかった訳か。 彼女の笑いが目に浮かぶようだったが――愛しい人と唇を合わせた瞬間、そんなことはどうでも良くなった。 これまでと殆ど同じで全く違う、新しい日々。 これからはこの幸福を、いつまでも続けるための努力をしてみようか、と日向は思った。 (End.)
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最序盤はとにかくタップするしかないのですが、効率よく進めるために覚えておいたほうがいいことあれこれ 抑えておきたいポイント
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前回の話 0600時 目覚ましの鳴る前に目が覚める。 視界に入ってきたのは普段と異なる天井だった。 「知らない天井だ……」 などと数日前イムヤ達と視聴したアニメのセリフを口にしながらここが今まで使っていた居室ではないのを思い出す。 「ちょっと重たい……ってまぁ当然か」 俺の上では昨晩排卵日でありながらがっつり中出ししてしまった熊野が抱き付いたまま眠っていた。 その寝顔は幸せそのもので、かわいい寝息を立てている。 「熊野、可愛いぞ……」 「ん……おはようございます提督」 こちらがキスをしようと思ったら熊野に起きられてしまった。 でも、おはようのキスをするのは変わらないからこのまま続行だ。 「おはよう、ん……ちゅうっ」 「んん……あんっ……提督のオチンポが……」 「あ……そうか……」 昨晩はあの後、二人で思いっきり甘いトークをしたあとそのまま寝てしまったんだよな。 要するに俺の肉棒は熊野の膣内に収まったままというわけで、しかも朝勃ちしているから熊野が感じるのも当然だった。 いかん、俺の上でムズムズしている熊野を見ると……。 「熊野、このまましちゃおうか……」 「勿論、よろしくてよ」 そのまま、夜戦突入ならぬ朝戦突入してしまった。 当然、昨晩に続いてそのまま中出し……嗚呼、俺も熊野も朝から元気だよなぁ。 0700時 朝からいたした後、ひと風呂浴びてから朝食をとりに食堂へ向かう。 熊野と腕組んで歩いていると、第六駆逐隊の皆と出会った。 彼女たちもこれから朝食らしい。 「司令官、熊野さんおはよう!」 「ごきげんようなのです」 「おはよう」 「はわわっ、おはようございますなのです」 うん、皆いい挨拶だ。 「あー、司令官と熊野さんが腕組んでる。私も腕組んじゃうんだからね」 俺と熊野が腕組んでいるのを見た雷が俺の左腕に自分の腕を絡ませる。 「電も……司令官さんと一緒なのです」 「司令官、いいかな?」 すると、電ちゃんと響も服の左袖をつかんできた。 「暁はいいのか?」 「お、お子様じゃないんだからそんなにベタベタしないわよ!」 そうは言っても本当は腕を組みたいのがミエミエなのだけど、そこがまた可愛いんだよな。 「暁ちゃん、一人前のレディなら殿方と腕を組んでエスコートするのは当然でしてよ」 「熊野さんがそう言うなら……」 熊野が言うと暁もおずおずと俺の右袖をつかんできた。 だがしかし……。 「これじゃちょっと歩きにくいな……」 「そうですわね……」 「ねぇ、それならじゃんけんで決めない?」 雷の一言に思わずうなずく。 じゃんけんで勝ち残った子が俺と腕を組むならいいか。 そして早速その場でじゃんけんが始まったのだが……。 「うん、やっぱり私達の司令官だけの事はあるわね」 「皆の前でこんな風に抱っこされるなんて……嬉しいけれど少し恥ずかしいですわ」 「はわわっ、高いけど司令官さんが転んだら大変なのです」 「暁がちゃんとエスコートしてあげるんだから」 「司令官の背中……広いな」 結果、じゃんけんは熊野と雷が最後まで勝負付かずでコイントスでようやく決まった。 だけどこれはどういうことだ? 現在俺は熊野をお姫様抱っこしながら雷と電ちゃんを両肩に乗せた上、背中に響をしがみ付かせ暁は右腕をがっしと掴んでいる。 それでいて食堂まで普通に歩いているんだから俺もタフになったよな……。 まぁ、普段から書類が山のように詰まったダンボール箱積み上げたのを手に軽々と歩いているわけだから当然か。 案の定食堂に着いたら、皆から奇異の目で見られた。 「提督ぅー!」 そこへ金剛が一言。 多分、お姫様抱っこして欲しいんだろうな。 「私も肩車して欲しいデース!」 「そっちかーい!」 思わずツッコミを入れてしまった。 ちなみに本日の朝食はトレーに山積みされたホットサンドを熊野と第六駆逐隊の皆で食べることになった。 朝食が終わったら帰還してくる遠征組の報告を聞いてから労ってやらないとな。 大きな海戦も無いみたいだし当面は平和だろう。
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深夜の鎮守府の指令室に響くのは粘着質な水音とこぼれる熱っぽい吐息。椅子に座る提督の性器を小さな口をいっぱいに頬張り舌で転がす。 綾波型駆逐艦、漣はその頬を自身の髪と同じくピンクに染めながら一心に奉仕をする。 「んふ…」「…ッ」 喉奥を使い涙で目を潤わせながら射精を促す 「出るぞッ」 どっぷりと放たれた白濁が漣の喉を通る。提督の性器が口から離れるがまだ出し切られなかった精液がつぅっと橋を作る。 「んく…メシマズッ!」「そりゃそうだろう、つかメシマズって…」 数か月前 本土から離れたこの泊地に漣と共に着任し、最低限の資材でやりくり、資材確保に奔走しようやく出撃できたのは着任から5日後。 艦隊と呼ぶには小さいが近海の深海棲艦を初めて倒し、初のMVPを獲得したのは漣だった。 「ご主人様。MVPのご褒美ください」 と修繕を終えた彼女の要求に 「分った。ある程度のモノなら何でも言ってくれ」 と書類整理の片手間で答えた。すると彼女は私の隣に移動し 「ん?今、なんでもって言いましたよね?」 と耳元でささやかれた。私が反応するが早いか机と私の間に入り込みすとんと向かい合う形で私の膝の上に座る。 そしてぽかんとする私の唇にちゅうと唇があてがわれる。それも触れるような可愛らしいモノでなく舌を入れ歯の隙間から此方の口内を貪るような激しいモノだった。 数十秒好き勝手に動いた彼女の舌はぴちゃという水音と共にゆっくりと離れていく 「何を…」「ご主人様…」 うつむき体を震わせ抱きついてくる。思わず抱きしめると少し震えが止まりポツリポツリと語りだした 「この体で初めて出撃して、初めて敵艦を沈めてその時は嬉しかった、です。でもふと前に沈んだ時の事思い出してそれで…次沈むのは私かもって」 何時もの軽い調子でなく小さくなった彼女。 「だから、私、ご主人様に私の全部あげたくってその…」 そう言い終わる前にギュッと抱きしめる腕を強める 「大丈夫だ、私は絶対に誰も沈めたりしない」「ご主人様ぁ…」 彼女は顔を上げる。泣きそうな、しかしそれを抑え込みニィっと笑顔を作る 「女の子に此処までさせたからには答えないとな」「…ハイ」 今度はこちらからゆっくりと唇を重ねる。 まずは唇が触れるくらいに、そして舌を唇の間に滑り込ませ歯列をなぞる。そして舌同士を絡める。 「…ふあ」「ふう、次行くぞ」 コクっと頷くのを確認してセーラー服の中に手を入れる。膨らみかけの胸にある突起を爪で弾くとぴくんと体がはねる。 こんな少女を今からめちゃくちゃにするという背徳感が段々と興奮に変わっていく。 胸を弄る右手もほどほどに左手をスカートの中に突っ込む 「ひゃぁ!」「無理だと思ったらいえよ」 止まるか分らないけどと思いながらパンツの外から幼い裂け目をなぞる。すでに濡れている為ぬるっとした感触と柔らかな肉の弾力が指に絡む 「んん…」 必死に声を抑えようと手で口を押さえているのを見てなおさら声を出させたくなる。パンツをずらし直接指で陰核を刺激する。そして中指を膣内に入れていく 「ああ!」 きつく周囲の肉が指を締め付ける。ゆっくりと動かし解していく 「ご、主人、様ぁ!」 切なげな声が荒い息遣いと共に聞こえる。そして二本目の指を入れていく。くちくちゃという水音を大きくし羞恥心をあおる。 「さて…」「ご、主人様…やっち、まうのね…?」「嫌なら止めるが」「うんん、大丈夫です」 漣の愛液で濡れたズボンのチャックを開けるとギンギンに勃ち上がった陰茎が顔を出す 「グロイですね…」「お前なぁ…」 雰囲気も何もない感想にあきれつつも漣の腰を持ち上げる 「行くぞ」「お願いします」 にち…と粘着質な音と共に陰茎が飲み込まれていく。流石に慣らしたがキツくすぐには入らない。その間に再び右手で胸と左手で陰核を刺激し、啄むようにキスをする。 半分飲み込まれたくらいで緩慢な動きで腰を動かす。段々と深く飲み込まれていく陰茎に比例し柔らかく締め付けられる快感が強くなる。 そして陰茎が全てのみ込まれたところで動きを激しくしていく。 「あっ!ご主人様ッ!コレ気持ち、いい!」「ッ…漣!」 キュウと締め付けが強くなりゴプッと溜められた精液が漣の中に放たれる 「今回も~やられてしまいましたが~」 布団にくるまりニカッと笑う漣に腕枕をしながらあいている手で頭を撫でる。初夜から数か月、体を重ねるのはまだ片手で数えるほどだが段々と慣れたようで 「?どうかしましたか?ご主人様?」「ん?いや初めての時の気弱な漣ちゃんはもう見れないのかなーってな」 そう返すとむっとしたような表情になり 「女の子は弱いところは簡単には見せないんです」 と言い返してきた。もっとも彼女を悲しませるようなことはしないつもりだが 「漣」「なんですか?」「これからもよろしくな」「ハイ!」 「しかし全然育たないですねこの胸」 折角ご主人様が揉んでくれているのにと自身の胸を見て呟く 「揉んだら大きくなるってのは迷信かもな」「いやそんなことは無いですよ」「というと?」 「だって潮っぱいは私が揉んで育てたから」「やってる事エロおやじじゃねえか」